新しい船出

2019年10月18日

今年も多くの方々のご支援を賜り、海上保安政策プログラムが5回目としてスタートしました。5期生は、インド・スリランカ・フィリピン・タイ・マレーシア・日本の6カ国の学生から成り、タイからは初めての参加となりました。各々、様々な経歴を持っているため、あらゆる分野の話を聞けるとともに、多角的な視点で物事を議論できるので、非常に面白く感じています。

10月3日からは、政策研究大学院大学(National Graduate Institute for Policy Studies:GRIPS)におけるカリキュラムが始まりました。はじめは皆一様に緊張していたものの、10月4日に行われたGRIPSウェルカムパーティーにおいて、他のプログラムの学生等とダンスや歓談などで交流することで、皆の緊張をほぐすことができました。

翌週の10月7日からは、本格的な授業が始まっています。選択科目と必修科目に分かれたカリキュラムにおいて、選択科目では各々興味のある分野の授業を選択し、自身の知識を深めています。

一年間という短い期間ですが、勉学に集中できるという環境に感謝しつつ、今後の海上保安機関の発展の一助となるよう、5期生間の信頼関係を構築して行こうと思います。

(坂上 悠:海上保安庁)

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