学校案内

ここから本文

大学ニュース(平成23年度)

東日本大震災における学生ボランティア参加

  本科学生の有志8名は、平成23年6月3日から6月7日までの5日間、日本財団学生ボランティア
センターが主催する学生ボランティア隊に参加し、宮城県石巻市周辺において、被災した建物の汚泥
・土砂の除去、瓦礫の撤去作業を行いました。

 


写真をクリックすると大きな画像を見ることができます。

作業の様子1
作業の様子1
作業の様子2
  作業の様子2
作業の様子3
作業の様子3

参加学生のコメント
本科第4学年Ⅲ群 深川 真由美
 海上保安大学校の本科学生8名は、6月3日から7日にかけて、東北地方大震災に伴う日本財団主催の学生ボランティア活動に参加し、宮城県石巻市で被災した建物の 汚泥・土砂、瓦礫の片付け等を行いました。
 ボランティアの服装はヘルメット、防塵マスク、長袖長ズボンに長靴という重装備で、泥かき作業というよりむしろ汗かき作業といった方が良いのではないかと感じるような、日頃 培ってきた体力を思う存分に発揮することのできる作業内容でした。
 初日にはASEAN諸国から一般公募のボランティア70名程が参加し、海外交流活動も積極的に行うことができました。
 その日に行われたレセプションでは、ASEANをはじめ様々な国々の方々が今回の津波災害に心を痛め、「日本のために何かをしてあげたい」と語っていたのが印象的でした。
 泥かき作業は2日間行われ、ヘドロに埋もれた花壇から元の地面が顔を出したときには苦労が報われたような気がしてショベルを持つ手にも力が入りました。
 作業終了後には瓦礫とヘドロの山をみて、言葉に表すことのできないような達成感を感じました。
 今回、私がこのボランティア活動に参加したのは、何かできることがあればどんなに小さなことでもいいからやりたいという気持ちがあったからですが、その半面、今回の地震の規模を 考えると、私に何ができるのか、ボランティア活動をしたところで何も変わらないのではないだろうかと自問自答を繰り返しながら作業をしていました。
 しかし、帰り際に作業場周辺の避難所の建物からおばあさんが手を振りながら、こぼれるような笑顔で見送って下さったのを見て、それまで感じていた無力感が晴れていくのを感じ ました。
 そして、学生ボランティアである私達の本当の役割は作業自体ではないようにも思えました。
 被災地の惨状に目を背けることなく、様々な人から話を聞き、そしてその時に感じたことを胸に刻み、共に汗を流した仲間たちとその気持ちを共有することで、今、自分たちにできる ことは何であるかを見出し、日本の将来を見据えながらそれぞれの道を切り拓いていくことこそが本当の学生ボランティア活動の目的ではないかと思います。
 今回ボランティア活動に参加して私の中の何かが大きく変わったことは間違いありません。
 これからもボランティアに行って得ることのできたこの気持ちをずっと持ち続け、私自身の道を歩んでいきたいと思います。