MSP6期生の色鮮やかな春の旅

2021年4月26日

六本木の雑踏に桜のつぼみが見え始めたころ、海上保安政策プログラム(MSP)6期生は、日本の春の季節を経験しようという意気込みと興奮に満ちています。おそらく、春には、私たちを待つ学術的及び社会的生活の多くの体験と活動があるからでしょう。冬学期授業やオンラインでの講義が終了することはもちろんですが、満開の桜の美しさ、新幹線での広島への移動、春学期における海上保安大学校での対面授業は、私たちにやる気とうきうきした気分を与えてくれます。

2021年4月4日、私たちは新幹線で東京から広島へ移動し、春学期を迎えました。私たちが、国際協力機構(JICA)中国センターに到着したとき、インフォメーションデスクのスタッフが全員笑顔で迎えてくれたことがとても嬉しかったです。次の日はさらに特別な日になりました。今年の4月に新しく着任された岡田JICA中国センター所長とお会いする機会が与えられ、歓迎のセレモニーが行われました。岡田所長からは、参加者の皆さんが本プログラムの研修や教育の機会を最大限に活用すること、そして何よりも大切なのは、参加者同士が強いネットワークを構築し、パートナーシップと協力関係をさらに強化することを期待するとのメッセージをいただきました。

午後には、とても良い天気と穏やかな青い海が私たちを海上保安大学校で迎えてくれました。春学期の正式な開始の前に、日本・スリランカ・タイ・フィリピンからなる私たちMSP6期生7名は、葛西海上保安大学校長率いる海上保安大学校の幹部及び教授陣に迎えられました。続いて、簡単なオリエンテーション、教授による春学期科目の紹介、施設見学が行われました。春学期科目は、当該科目の専門家である教授によって行われ、特に国際海事法規、海上保安に関連する実践的な教育、我々の理解及び知識をさらに深める理論に関連する科目に焦点が置かれています。

MSP6期生は、この春、海上保安大学校という船に乗り、新たな栄えある学びの旅に出発するにあたり、私たちは皆、春の美しい桜の花のように知識という新芽が花開くこと、そして多くの美しい思い出を作ることをとても楽しみにしています。

(担当;CDR ノエミ・G・カヤブヤブ、フィリピン沿岸警備隊)

広島へのMSP大移動の1コマ(タイ:ゴーンさん作)
広島へのMSP大移動の1コマ(タイ:ゴーンさん作)
美しい笑顔でいっぱいの7名のMSP6期生の写真(東京から広島への新幹線車中)
美しい笑顔でいっぱいの7名のMSP6期生の写真(東京から広島への新幹線車中)
2021年4月5日にJICA中国センターで開催されたJICAセレモニーにおける岡田所長(中央)との写真
2021年4月5日にJICA中国センターで開催されたJICAセレモニーにおける岡田所長(中央)との写真
葛西海上保安大学校長及び幹部と7名の参加者
葛西海上保安大学校長及び幹部と7名の参加者
海上保安大学校の施設見学(練習船こじまと美しい桜を背景)
海上保安大学校の施設見学(練習船こじまと美しい桜を背景)
対面授業初日の様子
対面授業初日の様子
対面授業初日の様子
対面授業初日の様子
海上保安大学校食堂での初めての昼食
海上保安大学校食堂での初めての昼食
海上保安大学校食堂での初めての昼食
海上保安大学校食堂での初めての昼食

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