第2号 投揚錨訓練

2021年1月10日

日時  令和3年1月10日(日曜日)~17日(日曜日)
場所  阿多田島沖
天候  晴れ 気温 5.0℃

投揚錨訓練とは、実習生が事前に計画を立て設定した錨地において錨を揚げ降ろしする訓練のことをいい、正確な操船や的確な作業が求められます。遅い速力で航行する船を初めて操船するため、風向、風速、速力をより意識し、事前にイメージトレーニングを何度も積みました。

また、錨を揚げ降ろしする甲板作業では指揮者を務め、作業員が作業中に危険な状況とならないよう一つひとつの作業を確実に行うことを意識しました。 今回の訓練により、これまで以上に操船技術の向上、指揮者としての指揮統率能力の向上が図られました。

投揚錨訓練に参加した実習生のコメント

今回の投揚錨訓練において、私は操船指揮を行いました。遅い速力で全長115mの船舶の操縦性の悪さを直に体験することができました。また、操船者として設定した錨地に針路を定めることに加えて、錨を繰り出す作業をしている甲板作業員と連携を取ることも大事なことだと気づくことができました。私たちは現場に出た際には、指揮者として業務を行うことになるため、今回の経験を生かし、操船はもちろん、全体の作業の進行を把握し安全管理に努めていけるよう今後の実習も積極的に行っていきます。(航海科 鈴木 健太)

私は甲板作業の指揮を行いました。甲板作業は、作業員の作業を指揮しつつ、自身及び作業員の安全管理も行わなければなりません。錨を下ろして仮泊する際は、指定された長さの錨鎖を出さなければなりませんが、私は錨鎖の長さの目安となるマークを見逃し、指定された長さより長く錨鎖を出してしまいました。今回失敗したことによって、集中して作業を行うことの大切さ、自分のことだけでなく周りにいる作業員を指揮することの大変さを改めて実感しました。失敗でめげることなく今後の実習に取り組み、今回の訓練で学んだことを将来に生かしていきたいと思います。(航海科 中村 勇樹)

私は甲板作業の指揮を行いました。甲板作業は船体が動揺する中で行う危険な作業であり、今回は大寒波の中での訓練であったことから、甲板上が凍り、とても滑りやすかったため、通常以上に危険な状態で作業を行いました。そのため安全に作業が行えるよう工夫し、通常とは異なる甲板上で臨機応変に対応することが求められました。結果として、至らない部分が多々ありましたが、教官や乗組員の動きを見習ったり、アドバイスをいただいたりして、安全に作業を行うことができました。また、教えていただいたことを同期同士で共有し、有意義な訓練とすることができました。1年後、私たちが現場に出た際に、乗船実習を通して学んだことを生かせるよう今後の乗船実習も一生懸命取り組む所存です。(航海科 仲村 萌加)

私は操船指揮として本訓練に参加しました。長さが115mもの大型船の操船指揮をすることは滅多にないため、大変貴重な経験ができました。訓練前は作成していた計画書を読み込み、どのようにして操船していくかをイメージしていました。実際の訓練では低速力時における船の動きがイメージと違いましたが、予定していた錨地付近に錨を下ろすことができました。今回の訓練を通して、周りを指揮して思い通りに船を動かすことが、いかに困難であるかを認識することができました。1年後には当直士として船を指揮する立場になるので、これからの実習も積極的に取り組んでいきたいと思います。(航海科 北 大輝)

錨を下ろす準備をする実習生の様子
錨を下ろす準備をする実習生の様子
チャートワークをする実習生の様子
チャートワークをする実習生の様子
錨を下ろす指示をする実習生の様子
錨を下ろす指示をする実習生の様子

PAGE TOP