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大学ニュース(平成25年度)

海上保安大学校国際海洋政策研究センター研究発表会開催

   

 平成25年7月12日、国際海洋政策研究センターでは研究発表会を開催しました。学内の研究の活性化を図るために、機会を設けて実施しているもので、今回の研究発表会では、昨年度、日當教授(現名誉教授)が主任研究員を務めた「大津波来襲時の中小型船舶の緊急避難操船法に関する調査研究」と本年度当校教官として着任した中山講師の「波浪中における曳船・被曳船の船体運動に関する研究」の二つの研究について発表を行いました。
 「大津波来襲時の中小型船舶の緊急避難操船法に関する調査研究」の研究発表では、日當名誉教授が研究の趣旨等を説明した後に、西村准教授により、八戸港において大津波が来襲した場合に、各種巡視船が緊急に沖出しする際の操船にどのような影響が出るのか、操船シミュレーターを活用して分析をした研究結果が発表されました。
 また、「波浪中における曳船・被曳船の船体運動に関する研究」の研究発表では、中山講師が、現在まで学術的にほとんど検討がなされていない、波浪中における曳船と被曳船の船体運動について、運動を定式化し、水槽実験により、その計算法の精度検証を行った研究結果を発表しました。中山講師は、当校の養成教官として、広島大学において、博士号を取得し、その博士号を取得した際に実施した研究テーマを基に発表されたものです。
 発表会は、30名の教職員が聴講し、分野の異なる研究内容を知ることができて、良い刺激を受けたとの声もあり、国際海洋政策研究センターとしては、今後とも教官の研究の支援に加え、発表会の開催等を通して、研究の活性化を推進していこうと考えています。