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大学ニュース(平成24年度)

平成24年度遠泳訓練実施

 7月25日(水)、海上保安大学校本科1、2、4学年学生119名による遠泳訓練が、大学校前面海域において実施されました。
 訓練開始時の天候は晴れ、気温28度と最適な天候でしたが、訓練中には夏の日差しがギラギラと照りつけ、気温も上がり猛暑日の中での訓練となりました。
 訓練は泳ぐ距離とスピードによって3海里(約5.5キロメートル)のA班・B班と5海里(約9.2キロメートル)のA班・B班の4つの班に分かれ、学生はそれぞれ隊列を作って泳ぎました。
 途中で風や潮の流れに悩まされながらも、皆で声を掛けあうなど励ましあい見事泳ぎ切りました。
 ゴールした学生達は、真っ黒に日焼けし互いの健闘を讃えあっていました。



【学生のコメント】

                          本科第4学年 岡村 祥

 今年度は1、2学年の時とは違い主任指導学生としての立場で遠泳訓練に臨みました。
 指導学生としての遠泳訓練は、訓練前の事前準備や泳力に自信のない者への個別指導、編隊泳法中に下級生の志気を高めてそれを維持することでした。
 訓練当初は、まだ声を出すことに恥ずかしさがありましたが、日焼けと共に次第に訓練に参加する学生の顔つきが変わっていきました。
 その変わっていく姿に指導学生全員が力をもらっていたと思います。
 遠泳訓練本番では、事前訓練の成果を十二分に発揮することが出来ました。
 今は訓練を無事に終えることができてほっとしています。
 訓練をどう作っていくかをしっかりと学ぶことができ、これからの大学校生活にも生かしていきたいと思います。



                          本科第4学年 櫻庭 隆貴

 本訓練を通じて、班指導学生として、また、4学年として考慮しなければならない事項を実感することができた。
 指導者に求められる注意力の継続、指導の在り方等、多くのことを学び実践した。
 しかし、至らない点も多々あり、4学年としての自身の在り方、今後の目指すべき姿というのを考えるいい機会であったと感じている。
 このような経験は、大学校の教育方針の一つであるリーダーシップの涵養に大きく関わる点でもあり、将来初級幹部海上保安官として勤務する私たち保大生にとって、身につけなければならない素養の一つである。
 今回の経験を活かし、残り少ない大学校生活をさらに充実したものにしていきたい。



                          本科第2学年 山崎 貴弘

 今回、私は5海里A班として訓練に臨みました。
 5海里は、昨年度臨んだ3海里や本訓練に向けた事前遠泳訓練と比べても大変長い距離であったと感じました。
 私は水泳部に所属していることもあり、長い距離を泳ぐことには慣れていますが、訓練中は普段の体育部活動とは異なり、編隊を組んで班の仲間と一緒に泳ぐ必要があるので、 泳ぎに余裕がある分、如何にして仲間の士気を高めることが出来るかということを考えて実践することに努めました。
 4学年の指導学生のアドバイスを受けて、バディや水泳が得意ではない同期に声を掛けたりすることで一体感のある訓練にすることが出来ました。
 本訓練で学んだことを寮生活にも応用し、寮全体の士気をより高められるよう努力していきたいです。



                          本科第2学年 前田 拓哉

 今回の遠泳訓練は、昨年の3海里から5海里と大幅に距離が増え、また、2学年は授業として水泳の訓練がなく、全体で練習できたのは事前訓練のみだったため、 5海里という長い距離を隊として泳ぎきるためには全員がまとまり、一体として泳ぐ重要性を昨年よりも強く感じることができました。
 また、後半は疲れもたまり苦しい場面が何度かありましたが、そのような場面で同期が互いに励まし合い一体感を出すことで、全体の士気を上げることができることも実感しました。
 次回(再来年)の遠泳訓練では、多くが各班の指導学生として泳ぐ私たち2学年にとって、今回の訓練で学んだことは、下級生を全員完泳に導くために非常に重要なものとなると思います。



                          本科第1学年 千本 啓太

 私は今回の遠泳訓練に3海里B班として参加しました。
 事前訓練の最初の頃はうまく泳ぐことができず、同期の泳ぎについていくことができなかったのが辛く、また悔しいものでした。
 しかしそんな私に対しても上級生の方が課業後に指導してくださったり、同期も休日に練習に付き合ってくれたりしてなんとか泳ぎ方を習得することができました。
 本当に感謝しています。
 遠泳訓練本番においては、押し寄せる波や折れそうな心との戦いでした。
 しかし、バディや同期と励ましあったり、歌を歌ったりしながら、少しずつ前進し、なんとか完泳することができました。
 辛い時だからこそ、互いに声を掛け合うことで、気力を持ち続けることができ、同期の励ましが身に沁みました。
 また立ち泳ぎしながら休憩するときにいただける飲み物と氷砂糖がとてもおいしかったことは忘れられません。
 今回の訓練を通して、泳げるようになったことはもちろん長距離でも泳ぎ切る自信をつけることができたのは自分の中で大きな成果となりました。
 来年の遠泳訓練では5海里を完泳することを目標に努力します。



                          本科第1学年 脇野 奈都美

 今回の遠泳訓練では、3海里を泳ぐという目標がありました。
 この目標は、私にとって非常に厳しいものでした。
  なぜなら入学時、平泳ぎが全く出来なかったからです。
 周りと合わせるだけでも困難なのに、私は初めの段階から遅れていました。
 しかし、教官方、上級生の方や同期が自分の時間を割いてまで練習に付き合って下さったおかげで無事に完泳することが出来ました。
 この訓練では、完泳するための体力・気力を十分に得たと感じましたが、それ以上に私を助けて下さった方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 来年は5海里を泳ぐことになりますが、その際には、私がしてもらったように励ましや手助けが出来たら良いと思います。



平成24年度遠泳訓練の様子

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