第66期 第7号 搭載艇揚降操船・結索・搬送法訓練

2020年4月28日

日時

令和2年4月27日(月)

場所  総合実習棟2階・練習船こじま
天候  天気 晴れ 気温 14度

私たちは4月30日錨泊中の富山湾内で、搭載艇揚降操船・結索・搬送法訓練を実施しました。今回の訓練では、一方の班は搭載艇揚降作業を行い、他方の班では実習生が立案した計画をもとに結索・搬送法訓練を行いました。搭載艇揚降操船訓練では指揮者や作業員としての安全管理を学び、結索・搬送法訓練では訓練立案から進行までを経験することで、指揮統率能力の向上を図ることができました。これから現場へ赴任するまでに、安全管理能力の向上及び今後を見据えた訓練計画の立案にも励んでいく所存です。 

今回の訓練は呉を出港し、初めての搭載艇揚降操船訓練でした。3、4学年時の訓練とは違い、号令詞や作業内容を覚えていることは大前提であり、それらを踏まえていかに指揮者として作業者の安全を担保しながら、迅速に揚降作業に当たるかを常に意識して行う訓練となりました。この訓練で降ろす艇は、私たちが実際に現場で救助や立入検査などを行うときに用いる一つのツールであり、いかに早く揚降でき、自由自在に操船できるかが重要になります。しかし、一歩間違えれば、怪我や命を落とす危険な場面もあります。そのため、常に作業者の安全を第一に考え、どこに危険が潜んでいるのか、どうすればその危険を排除できるのか、どのように指揮すればよいか等の考える力を、この先の訓練や実習で確実に身に着けていきたいと思います。

(機関科 前田 和輝 実習生)  

搭載艇揚降操船訓練
搭載艇揚降操船訓練

今回の搭載艇揚降操船訓練は洋上にて行われ、停泊中に行う訓練よりも危険が伴うものであったため、私はより一層安全管理に重点を置いて訓練に臨みました。この訓練で私が担当した作業は、高所で行う搭載艇の揚収作業でした。自分の身を守るため、身体確保を付け安全管理を徹底するとともに、迅速に作業を行うことを意識しました。専攻科実習生は現場へ出ると、指揮者として作業を進めていくことになります。今回は自分自身が実際に作業を行ったことで、どういった作業に危険が潜んでいるのかを把握することにつながりました。この経験は現場で指揮者として業務に当たる上で貴重なものとなりました。

(機関科 才川 正哲 実習生)  

気合入魂の円陣の様子
気合入魂の円陣の様子

今回の訓練では、私は搭載艇揚降作業の指揮者として臨みました。人数等の関係上、搭載艇を降下する班と揚収する班に分けられており、揚降作業全てを指揮するのではなく、揚収作業の指揮を私は担当しました。限られた人数しか指揮者を経験できない中、その内の一人になることができ、また、現場赴任前の残り少ない搭載艇揚降訓練であるため、事前準備をしっかりと行い訓練に臨みました。 
揚収作業の指揮者として、各作業配置の者と作業の流れをシミュレーションした上で、作業順序の意味を理解することに努め、安全に配慮しつつ、できるだけ早く艇を降ろすことを目標に掲げました。
訓練当日は、今までの訓練で得た知識をもとに自分たちの目指す目標に近い形で揚収作業を行うことができましたが、一方で、作業員の容儀がしっかりと整っていない状態であることに指揮者として気付くことができなかったという課題も残りました。容儀は作業員の安全を大きく左右することになりますが、このように指揮者として様々な事に気を配り、安全を最大限配慮できるように今後は努めていく所存です。

(航海科 江戸 拓実 実習生)

本科生(応援団)による見送り
本科生(応援団)による見送り

今回の訓練において、私は結索及び搬送法を行いました。搬送法は大学校でも実施した訓練であったため、迷うことなく搬送できると思っていました。
しかし、今回船内において傷病者が発生した想定で搬送を行い、船内は想像以上に狭く、様々な搬送の方法がある中で、どの方法がより安全かつ迅速に搬出できるかを瞬時に判断するのは難しいと実感しました。
また、結索はその時に覚えてできるものではなく、日ごろから練習することで身に着けることができるものであると実感したので、これから少しずつ練習していこうと思います。現場では、主任として瞬時に判断を求められる場面が多くあると聞きます。ゆえに、その時になって焦ることなく、最善の判断をすることができるよう、これからの実習で学んでいきたいです。

(通信科 坂本 樹紀 実習生)

実習生代表挨拶

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