学生生活

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第1号 搭載艇揚降訓練・シミュレーション訓練

日時
令和2年12月17日(木曜日)、21日(月曜日)
場所
海上保安大学校 こじま専用桟橋、シミュレーションセンター
天候
晴れ 気温 5.0℃、3.0℃


12月17日私たちは、搭載艇揚降訓練を実施しました。搭載艇揚降訓練とは、本船に備え付けられている小型艇を揚降する訓練であり、洋上での作業や緊急時には欠かせません。実習生はこの訓練を通して艇の揚降技術に加え、指揮統率能力や危機管理能力を習得するべく訓練に励みます。

12月21日私たちは、シミュレーション訓練を実施しました。この訓練では操船シミュレーターを使用し、難所といわれるような狭水道、輻輳海域などを目の前に広がる映像を通して体験しながらシミュレートすることができます。また、操船はチームとしてパフォーマンスを発揮することが求められます。実習生はこの訓練を通して幅広い経験を積み、操船技術及び団結力の向上を図ります。

搭載艇揚降訓練に参加した実習生のコメント

私は艇揚降指揮を担当しました。訓練では多数の者が同時に作業を行うため全体を広く見渡さなければならず、さらに船体動揺や高所作業、重量物を扱うことから常に安全に配慮しなければなりません。しかし、号令詞や作業内容の細かいところを把握しきれず、安全管理にも課題が残るものとなりました。残された時間を最大限に活用して改善し、安全管理のできる指揮者になるべく邁進していきます。 (機関科 木原 康文)

私は作業員として訓練に参加しました。緊張に弱い部分がありますが、今年は3学年乗船実習で得た知識を糧に、多少なりとも自信をつけ訓練に臨むことができました。しかしながら、艇を固定するチェーンのフックを外す際には満足のいくような結果が得られず、教官に指導していただくことがありました。現場に赴任すると教官に指導される立場ではなく、主任として指導する立場になることを実感させられた訓練となりました。同期で切磋琢磨し立派な海上保安官になれるよう努めていきます。 (機関科 野澤 晋作)

ハンドサインと大きな声を出し指揮をする実習生の様子

安全を確保し、警救艇で作業をする実習生の様子

シミュレーション訓練に参加した実習生のコメント

今回私たちは、なかなか経験することができない、備讃瀬戸航路の輻輳海域を航行しましたが、私の力量のなさを痛感しました。訓練に臨むにあたり、様々な想定を考え準備を行いましたが、いざ実際に操船すると思うような結果を得られず、避航方法等の判断に時間がかかり、さらに悪い事態に陥ってしまいました。時間は待ってくれません。やらない後悔よりやって後悔したほうが断然成長できると感じました。まだ実習は続くため積極的に実習を自分のものにするための努力をしていく所存です。 (航海科 寺嶋 大成)

私は見張りとしてシミュレーションを行いました。普段はあまり通らないような船舶が輻輳する海域を航行するため、事前に航法に関する勉強やミーティングを行いました。水島航路を南下する船舶には対応することができましたが、漁具を避航しこちらに接近する船舶には思うような操船をすることができませんでした。今回の訓練を通して判断の遅さやお互いに協力してワッチを行う能力など、自身に足りないことが再認識できました。まだまだ未熟な点が多いですが、1年後には当直士として責任をもって船務や業務を行えるように、残された日々を1日も無駄にすることなく過ごしていきたいと思います。 (航海科 姫野 晃大)

危険となる船舶を示し、避航動作の指示を行う実習生の様子

海図を事前に確認し航海計画を確認する実習生の様子