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第66期こじまだより第20号「呉入港・実習を振り返って」

日時 令和2年8月14日(金曜日)

場所 呉



実習生所定訓練の様子"
写真1 実習生所定訓練の様子

 

機関室内における防火訓練の様子"

写真2 機関室内における防火訓練の様子

 

呉入港前の実習生の様子

写真3 呉入港前の実習生の様子

実習生の集合写真(写真撮影のためマスクを外しています。)"
写真4 実習生の集合写真(写真撮影のためマスクを外しています。)

 

 

 

 

 

本日8月14日、新型コロナウイルスが世界中に猛威を振る中、約40日間にわたる日付変更線往復航海のほか、日本本土から遠く離れた沖ノ鳥島や南鳥島、石垣島、父島の各離島等を巡る国内航海を終え、私たちは無事呉に帰港しました。世界一周の航海は経験できなかったものの、国内における海上保安庁の業務について知見を広める貴重な機会となり、また、「海上保安政策プログラム(MSP)」学生との交流を深め、国際感覚を涵養しました。
本実習を振り返ると、同期と共に乗り越えた各種訓練や、航海当直、船内生活などは非常に充実した日々であり、かけがえのないものとなりました。今後、約4カ月間に及ぶ研修終了後、本年12月に現場へ赴任することになる私たちですが、こじまで学んだ多くのことを生かし、思いやりのある海上保安官になりたいと思います。
最後になりますが、こじま船長、業務管理官をはじめとする乗組員の方々から「時には厳しく、時には優しく熱い」ご指導を頂き、成長することができたと感じます。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
なお、第66期こじまだよりは本号で終了となります。ご愛読ありがとうございました。

 

約100日間に及ぶ実習期間において、多くの航海当直を行いました。今年度は世界一周の遠洋航海が中止となったため、大西洋やインド洋、主要な海峡や運河を通航することはかないませんでしたが、国内航海であっても、確実に自分を成長させることができました。例えば、何度も経験した大学校での出入港作業、狭い水道の通航、漁船が輻輳する海域での操船等、本来の遠洋航海では経験することの少ない場面が多々あり、自身のスキルと操船感覚の向上に繋がりました。また、現場赴任後は、主に所属部署の担任水域内を操船するため、離島を含めた幅広い国内の海域を知ることができたという点でも、充実した実習となりました。
本実習を確実に現場で活かすことができるように、現場赴任までの期間を有意義に過ごしたいと思います。

(航海科 山本 陽 実習生  

  

私たちは最後の寄港地である父島を出港後、こじまにおける最後の訓練となる実習生所定訓練を行いました。本訓練の内容は、海難により発生した船内の負傷者をこじまへ搬送し、適切な応急手当をとるというものでした。今までの訓練で培ってきた指揮統率能力や同期のチームワークを発揮し、専攻科乗船実習の締めくくりとなる訓練を乗り切ることができました。今回の訓練を通して、不足している点や反省点も多くありましたが、専攻科乗船実習が始まった当初よりも、同期の絆が深まり、同期全員が大きく成長できたと感じました。
乗船実習は終了しましたが、同期と胸を張ってこの先向かう現場へ出られるよう、引き続き努力を重ねていきたいと思います。

(航海科 細川 魁 実習生)  

  

本航海を振り返ると、今までの3、4学年実習で経験した航海とは全く異なる新鮮なものでした。初めての事が多い中でも、特に印象深かったことは、単独当直です。今まで実習生5名で行っていた航海当直を、単独で行うことは、とても新鮮であり緊張しました。更に、今回は国内航海中における単独当直ということで、不安もありましたが、狭水道や輻輳海域を何度も通り、まだまだ未熟ではありますが、幾分か成長でき、現場への自信につながりました。
これで、実習生としての乗船は終了し、次に乗船する際は主任航海士となりますが、現場に出ても常に初心を忘れず、精進して参ります。

(航海科 江戸 拓実 実習生)

   

本乗船実習では、多種多様な訓練をそれぞれ異なる立場で経験しましたが、その中でも特に、防火部署訓練が印象に残っています。私は防火衣とライフゼムを着装の上、機関室内の消火活動を行いましたが、機関室という高温区画に加え、重装備で作業を行うことは、体に極度の負荷がかかると実感しました。実際の消火活動に従事している隊員の大変さを少しでも実感できたという点で、有意義な訓練となり、現場で指揮者となった際は、隊員の体調管理にも特に留意する必要があることを、身をもって経験できました。
12月の現場赴任後も積極的に訓練に臨み、自ら汗を流し、主任機関士として活躍できるように、日々精進して参ります。

(機関科 才川 正哲 実習生)





  



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