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第66期こじまだより第13号「停泊実習」

日時 令和2年6月11日(木)~7月16日(木)

場所 広島県呉市



アンテナを整備する通信科実習生"
写真1 アンテナを整備する通信科実習生

 

副直として立直する通信科実習生

写真2 航海計画を立案する航海科実習生

 

欧州TSS通航要領説明の様子

写真3 欧州TSS通航要領説明の様子

機関科実習生による発表会の様子

写真4 機関科実習生による発表会の様子

 

 

 

 

 

日付変更線往復航海を終えたこじまは、令和2年6月5日(金曜日)無事呉に入港、その後停泊実習を行いました。停泊実習では各科に分かれ、次に控えた国内航海に向けた計画立案や各種機器の整備を行いました。また、実習の一環として講話や発表会が行われました。前例のない停泊実習でしたが、充実した日々となり、有意義な実習となりました

 

本停泊実習中において、通信科はアンテナの整備作業を行いました。長期にわたる航海において、通信に不具合を起こさせないためにも、アンテナの整備作業は欠かすことができず、アンテナの外観や水密箇所の異常の有無を確認しました。アンテナの整備作業は、マストに上る高所作業となるため、危険な作業となります。そのため、安全帯の着用や工具を落とさない等、安全管理が非常に重要です。事故を起こさない、起こさせないためにも、作業時の安全管理を徹底し、高い安全意識を持ち現場に出たいと思います。

通信科 浜田 大実習生  

 

  

航海科実習生は、本停泊実習中に次の航海で使用する航海計画の立案、通航する主要航路の通航要領及び寄港する港の出入港要領を作成しました。航海計画は、出港地から次の目的地までに存在する浅瀬や航海の難所をあらかじめ確認し、自船が航行するラインを引くことで、航海の安全を図ることを目的に作成しています。通航要領や出入港要領は、航路や港毎に定められた航法、航路通航時及び出入港時の潮流や潮汐等、航海に必要な情報を一つの冊子にまとめることで、確認しやすい資料となります。新型コロナウイルスの影響を受け、直前まで次の寄港地が決まらないこともあり、航海計画、通航要領及び出入港要領の作成に猶予がない中で、迅速かつ正確に立案することを心掛けました。

(航海科 中村 浩己実習生)  

 

    

  

通航要領説明では、主に遠洋航海で通航予定であった海外の港や航路について、各担当実習生が概要や適用される法律の説明を行いました。これらの知識は三級海技士の資格をとるために必要な知識であるため、各々が疑問に感じた点を質問し、相互に理解を深めました。新型コロナウイルスの影響により、海外に寄港することはできませんでしたが、現場において海外派遣となった際は、今回学んだ知識を活用し、積極的に船務や業務に携わっていきたいと思います。

(航海科 古山 直澄実習生)

   

機関科実習生は、機関科若手乗組員に対し、機関の知識及び説明能力向上を目的とした発表会を行いました。この発表会では、航海実習中に使用している各機器について、構造や運転方法を各自で調査し、資料にまとめて発表しました。普段のワッチにおいて取り扱っている機器の構造を熟知できたことにくわえ、他の実習生の発表を聞くことで、様々な機器に関する理解を深めることができました。さらに、資料作成や発表を通じて人に教えることの難しさも痛感しました。今回新たに身につけた知識を今後の航海実習に生かしていきたいと思います。

(機関科 竹之内 慧実習生)





  



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