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第66期こじまだより第11号「日付変更線通過」

日時 令和2年5月21日(木)

場所 太平洋上(日付変更線付近)



船内時計を進める機関科実習生"
写真1 船内時計を進める機関科実習生

 

航海科実習生に航海算法を習う機関科実習生

写真2 航海科実習生に航海算法を習う機関科実習生

 

かるたを探す実習生

写真3 かるたを探す実習生

 

 

 

 

 

私たち専攻科研修生は4月27日から行われた日本一周無菌化航海に引き続き、日付変更線往復航海を行っております。初めての国外航海は天文航法や様々な訓練をはじめ、これまでの国内航海とは大きく異なる航海となっております。ここまで様々な出来事がありましたが、出港から約一週間が経過し、遂に日付変更線を通過することができました。

 

日付変更線までの航海は、連日訓練が続き、慌ただしい毎日となりましたが、夜の航海では夜空を見上げると満天の星が輝いている様子を見ることができ、疲れを癒すことができました。太陽や星の観測から自船の位置を算出し続けること約一週間、遂に日付変更線に到達することができました。日付変更線通過祭では乗組員の方や同期と会食をし、歓談できたことで、長い航海における息抜きとなりました。まだまだ航海は続きますが、残りの一日一日を大切に過ごし、更なる知識を習得できるよう、実習に励みたいと思います。

(航海科実習生 田中 雅基  

 

  

見渡す限りの青い海と空が広がる景色に慣れつつある今日、私たちは日付変更線を無事に通過することができました。景色は変わらずとも船内時計は経度に合わせて1日に20分または40分進められています。飛行機とは異なる船ならではの時間の進み方を感じることができました。
私は昨年夏季休暇を利用し、同期とイギリス旅行へ行きました。その際に見たグリニッジ天文台には、本初子午線が地面にわかりやすく記されていましたが、当然ながら太平洋上に日付変更線が引かれていることはなく、目印となる島も存在しないため、本当にここが日付変更線に当たるのかと少しばかり不安になりました。しかし、海図に記入された自船の位置やGPS受信機の値を確認し、日付変更線の通過を実感することができました。このようにして長期間の航海実習が実施できたことに対して感謝の気持ちを忘れることなく、精一杯努力を続けていこうと思います。

(機関科実習生 川森 有紗)  

 

    

  

日付変更線の通過に際して、航海科実習生が通過時刻を予想していたこともあり、私も予想しようと考えました。
速力や潮流、航海計画、各訓練等を踏まえ、船内時間の何時に日付変更線を通過するかを予想しました。最初は、日付変更線まで一週間以上あり、手探りの中での予想でしたが、徐々に近づくにつれ、ある程度定まった時刻となってきました。通過目前にあっては、初めて日付変更線を通過するという楽しみに加え、予想時刻と実際の通過時刻が合っているかどうかというもう一つの楽しみもありました。実際に通過した時刻は5月20日(水)21時44分30秒(船内時計)であり、私が最終的に予想した時刻の5月20日(水)22時36分(同)と約50分の差がありました。
日付変更線通過まで決して楽ではなく長い道のりではありましたが、日々通過時刻の予想を更新する事で、楽しみを見出せていたと思います。予想的中とはなりませんでしたが、航海科実習生の助けを借りながら計算をした日々は良い経験であり、良い思い出となりました。

(機関科実習生 百田 将)

   

5月13日に呉を出港し、5月20日、遂に日付変更線通過を迎えました。日付変更線往復航海は通常の航海実習に加え、様々な訓練や転科実習等多くのイベントが計画されており、忙しくも充実した日々を過ごしております。日付変更線通過日には、無事に通過したことを祝し、日付変更線通過祭が行われ、その際に実習生の企画として、大かるた大会が開かれました。実習生及び若手乗組員が作成した4年間の大学校生活における思い出や今後の海上保安官人生の抱負が書かれたかるた札を使用して、洋上で熱戦を繰り広げました。たくさんの思い出話に花が咲き、大かるた大会は笑いであふれるものとなりました。また、同期が書いた今後の海上保安官人生の抱負から良い刺激をもらうことができ、今後の各科実習、訓練ともに精進して参ります。

(機関科実習生 冷水 拳梧)





  



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