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第66期こじまだより第1号「搭載艇揚降訓練」

日時 令和元年12月16日(月)
場所 海上保安大学校 こじま専用桟橋
天気 曇り 気温 11.0℃


声を出し、お互いの安全を確保しながら救命艇の作業を行う実習生の様子"
声を出し、お互いの安全を確保しながら救命艇の作業を行う実習生の様子

 

全体の動きを把握し指示を出す警救艇揚降指揮の様子
全体の動きを把握し指示を出す警救艇揚降指揮の様子

 

海側から見た警救艇降下の様子
海側から見た警救艇降下の様子

 

身体確保を徹底し、作業に従事する様子
身体確保を徹底し、作業に従事する様子

 

 

 

  1216日、私たちは呉において搭載艇揚降訓練を実施しました。搭載艇というのは巡視船に搭載している小型艇のことで、非常時に脱出するための救命艇、人命救助や警備業務で用いる警救艇等があります。これらの小型艇を海面に降ろす又は甲板上に揚げる訓練のことを搭載艇揚降訓練といい、業務を実施する上で最も基本となる訓練であり、安全管理能力が育成されます。

 

 救命艇を揚降する際は、操船訓練に当たる人員が乗艇しているため、特に緊張感があります。操船訓練では、こじまでは感じない小さな波にも艇は大きく揺れるので船酔いに苦しみながらも実施しました。私が行ったのは救命艇とこじまを固縛してあるワイヤーを外すという作業でした。一歩間違えると、命に危険が及ぶという作業であることから、安全に作業を行うために大きな声で自分が実施する作業を周りに周知することを意識して行いました。作業内容に関して何度も予習していたことから、大きな声を出し、安全に作業が出来たのではないかと思います。しかし、細かい部分でのミスが何度かあったことも事実です。また、今回の訓練では、自分の作業のことばかり考えてしまいましたが、今後は指揮者が指揮しやすいように作業のスピードや周知のタイミングを考えて訓練に臨みたいと思います。

機関科 川森 有紗

 

 私は今回救命艇揚降班の指揮者を担当しました。私が指揮者を行う上で意識した点は迅速かつ安全に艇を降ろすことで、この点を大目標に本訓練に臨みました。しかし、作業内容について完全に把握しきれていない点や班員全員の動静を管理しきれていない点等、自分の未熟さを痛感しました。私達機関科実習生は4学年乗船での訓練は最後でありますが、今後、遠洋航海でも本訓練は行われるので、今回の反省を活かし大目標を達成して現場に赴任できるよう励んでいきたいと思います。

機関科 冷水 拳悟

 今回の訓練の目的は、警救艇をいかに早く、安全に降ろすことが出来るかということでした。
 
その中で、私が今回担当したのは、他の者の作業のサポート等を行うというものでした。サポートといってもどの場面でどういったサポートをしなければならないかがはっきりしていないため、とにかく他の者の行う作業でサポートが必要になりそうな部分について予習を行って訓練に臨みました。しかし、いざ訓練が始まると他の者が必要とするサポートがあまり分からず、周りを見て考えるようにと指摘を受けました。そこで、気づいたことが事前に十分なブリーフィングが出来ていなかったことです。まだ多くの訓練が控えている中で本訓練において基本ではありますが、このことに気づけたのは本当に良かったと思います。これからは、こういった基本を忘れず、更にレベルの高い訓練が出来るように励みたいと思います。

航海科 山口 航世

 

 

 今回の訓練では、警救艇内において、降下するための準備作業に従事しました。この作業は主に高所で行われるため、安全ベルトを適切に使ったり、身体確保を常に意識するなど安全管理に注意して行いました。4学年の艇揚降訓練ではこのような安全管理を徹底することは当然のことで、その中で迅速性が求められるといったレベルの高いものでした。今回の訓練では3学年で行った訓練に比べ、安全管理に関して注意されることが減り、成長したと感じた部分もありましたが、まだまだ艇を降ろすのに時間が掛かっているのが現状でした。振り返ると、結局まだ頭だけで作業内容をインプットしている状態で、体が作業内容を覚えていないのだと思います。そのため、今後の訓練では、より短時間で艇を降ろせるよう作業を体で覚えて臨んでいきたいと思います。

機関科 設楽 英史


 



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