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第65期こじまだより第15号「船内生活・自主研究発表会」

日時 令和元年年6月19日(水)~7月2日(火)
場所 紅海
天気 曇り 気温 30.0℃ 湿度 70% 北の風3m/s


発表練習を行う様子"
発表練習を行う様子

 

自主研究発表会本番の様子
自主研究発表会本番の様子

 

夜食のサンドイッチを楽しむ様子
夜食のサンドイッチを楽しむ様子

 

主機関の点検の様子
主機関の点検の様子

 

 

 

 呉出港から約2ヶ月が経過し、遠洋航海も残すところ1ヶ月余りとなりました。練習船こじまは実習生等43名を乗せ、スエズ運河を通航後、現在紅海を航行中であり、これを抜けるとまもなくアデン湾、インド洋を迎えることとなります。実習生にあっては、これまでの航海を通じて長期の船内生活にもかなり慣れてきたように思います。 令和元年6月19日から7月2日までの間、自主研究発表会が開催されました。自主研究とは他国の海上保安機関、専攻科目、その他海上保安業務に関する様々な分野において自分でテーマを決めて研究を行うもので、実習生は呉出港前から事前に準備を始め、呉出港後からは実習の合間を縫って研究を進めて参りました。今回の自主研究発表会では、発表時間を15分間、その後5分間の質疑応答を設け、これまでの研究の成果を互いに発表しました。質疑応答では、実習生から多くの質問や意見があり、互いの研究に対して興味津々でした。また実習生のみならず、船長をはじめとした乗組員の方々からも数多くの質問、指摘等をして頂き、非常に有意義な発表会となりました。




   私はロープワークについての自主研究を行いました。準備の段階では一緒に研究を行った同期と実際にロープを使用して何度も確認を行いました。呉を出港してから少しずつ研究を進めておりましたが、実際の発表会を意識しながらパワーポイントを用いて行った発表練習では、回数を重ねれば重ねるほど研究内容を具体的かつわかりやすく説明するために何度も修正を加えました。自分たちで興味を持ったテーマに対して時間をかけて研究ができる機会というのは、現場に出ると少なくなると思うのでこの遠洋航海で自主研究ができたことはとても良い経験となりました。
(航海科 中村 秀 実習生)

 

 発表のテーマは「気象・海象の測定の精度」といった各科の専門的な分野のものもあれば、「航海日数とストレス」等の実習生のみならず乗組員も含めて対象となるものもあり、多種多様な内容が発表される興味深い発表会となりました。私は「海上保安庁の誕生」というテーマで海上保安庁の歴史や、海外の海上保安機関との違いについてまとめた研究を発表しました。15分間という発表時間は呉出港前から準備してきた内容を伝えるにはとても短く感じ、また質問された内容に迅速かつ正確に答えることも簡単ではなかったです。現場では人に説明する能力も大切なものとなります。本発表会は説明する能力を養う貴重な機会となりました。
(機関科 飯田 大生 実習生)

 

 こじまはギリシャから、次の寄港地であるシンガポールへ針路を南に向け航海をしています。緯度が低くなり徐々に暑くなっていくなかで、実習生のやる気、元気、活力を支えている船内での食事を紹介します。こじまでの食事は1日4食、朝昼晩に加えて、夜間当直に備えた夜食があります。主計科職員の方々が準備してくださった食事を、実習生が食器用意、盛付、片付けを行います。私は牛丼が好きです。また、夜の航海実習終わりに食べる夜食は実習で疲れた身体を癒してくれます。今後もご飯をしっかり食べ、夏バテせずに航海を乗り切っていきたいと思います。暑さに負けずに呉までGO、GO!!
(国際航海実習課程 熱海 吉次 研修生)

 

 機関科実習生は日々機関室で実習に取り組んでいます。こじまの南への航行に伴い、機関室内の温度は50度を超えました。日本の夏以上の蒸し暑さの中10分も機関室にいると汗だくになるほどです。左右に砂漠が広がるスエズ運河を通過しアデン湾を抜けるといよいよ揺れるインド洋が待ち構えています。環境はさらに厳しさを増しますが、暑さに負けず船酔いに負けず、残り1ヶ月を切った時間を無駄にしないよう真摯に実習に取り組んで参りたいと思います。
(機関科 寺本 清織 実習生)


 



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