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第65期こじまだより第7号「日付変更線通過」

日時 令和元年5月3日(金曜日)
場所 太平洋

天気 曇  気温 9.5℃  湿度 49%  北西の風2.5m/s


写真1GPSの経度表示を見る実習生"
写真1GPSの経度表示を見る実習生

 

写真2 180度を手で表現する実習生
写真2 180度を手で表現する実習生

 

 呉の地を出港して8日目、ついにこじまは日付変更線を通過しました。出港してから数日間は、瀬戸内海では経験することのない大きなうねりにより船体が動揺し、多くの実習生が船酔いに苦しみました。こじまの船位が移動性高気圧の中にあった頃から、揺れも少なくなり、船内生活にも慣れ、実習生たちは少し安堵した気持ちとなりました。

 日付変更線を東経の地から西経の地へと通過すると、日付が1日戻り、私たち実習生は令和元年53日を2回経験することとなりました。船内では、日付変更線の通過を祝し、日付変更線通過祭が開催され、日ごろの航海の疲れを、船長以下乗組員実習生皆でねぎらい食事を共にして親睦を深めました。

 陸を見なくなってから約1週間、私たちは日付変更線を通過することができました。遠洋航海が始まった当初は1日がとても長く感じられ、無事にサンフランシスコへ着くことができるのかどうか不安になることもありましたが、日々自船の位置を記入する海図の経度値が大きくなり、その経度に合わせて船内の時計を徐々に進めていくなかで、着実にサンフランシスコへと近づいていることを実感できました。日付変更線を通過し、しばらくの間は西経の地が続きますが、東経135度を目指して同期全員で助け合い、励まし合いながら頑張っていきたいと思います。

(航海科 笠野 航平 実習生)

 

 私は日付変更線の通過を機関制御室内でのワッチ中に迎えることができました。日付変更線にたどり着いたことは大きな自信となり、人生初の遠洋航海への不安な気持ちはサンフランシスコへの前向きな気持ちへと変わってきました。日本-サンフランシスコ間の約半分の航海を終え、様々な訓練、機関科業務に取り組み多くの技術、知識を習得することができました。これからもさらに向上心をもって実習に励みたいと思います。

(機関科 三柳 裕聖 実習生)

 日付変更線を無事に通過することができた本日、通過を祝し、乗組員と実習生の交流を図る「日付変更線通過祭」が開催されました。普段なかなか乗組員の方々と接する機会が少ない中、この祭りを通して、貴重なお話をたくさん伺うことができ、また、実習生による催し物を通して、リラックスした時間を過ごすことができました。最初の寄港地であるサンフランシスコまで残り1週間以上ありますが、今回の祭りでの交流を糧に、今後も積極的に実習に励みたいと思います。

(機関科 谷口 愛徒 実習生)

 

 360度全ての方向が海、海、海。毎日変わらない海、海、海。景色に変化が無く、本船は本当に進んでいるのか、などと不安を抱くそんな太平洋において、ついに、こじまが日付変更線を通過する時がやって参りました。私を含め全ての実習生が日付変更線を船で越えるのは初めての経験であり、本当に海に線が引いてあったらどうしよう、などとドキドキしながらその時を待っていました。しかし、どれだけ海を見渡しても日付変更線は現れることなく、こじまは日付変更線を通過していきました。

航海はまだまだ続きます。この航海に後悔を残さないようこれからも全力で実習に取り組んで行きたいと思います。

(機関科 間賀田 祥岳 実習生)


 

 


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