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第64期こじまだより第2号 「航海実習」

日時 平成30年1月8日(月)~1月25日(木)
場所 神戸~東京~名古屋~呉~神戸
天候 晴れ 気温 2.0℃ 湿度 64.0% 風向 西北西の風 10.0m/s   (1/24 1200 来島海峡航路航行時の気象)


写真1 船橋で見張りを行う実習生"
船橋で見張りを行う実習生

 

写真2 物標の方位を測る実習生
物標の方位を測る実習生

 

写真3 入港作業を行う実習生
入港作業を行う実習生

 

写真4 食器洗いを行う実習生"
食器洗いを行う実習生

 

 私たち本科64期航海科実習生24名は平成30年1月4日から2月2日まで、神戸海上保安部所属の巡視船せっつに乗船し、乗船実習を行っています。
 乗船実習には停泊実習と航海実習があり、神戸における停泊実習の後、1月8日に神戸を出港し、東京、名古屋、呉に順次寄港、1月25日に神戸に帰港する航海実習を行いました。
 本航海の目的は、東京湾の浦賀水道航路及び中ノ瀬航路、伊勢湾の伊良湖水道航路、瀬戸内海の備讃瀬戸東航路、備讃瀬戸北航路、備讃瀬戸南航路及び来島海峡航路という船舶交通が輻輳する海上交通の要所を航行し、操船技術の向上を図るとともに、航路における航法や港の特性等を習得することです。

 

実習生のコメント

 今回は神戸を出港し、東京、名古屋、呉の寄港を経て、神戸に帰港するという航海実習でした。
 その航海実習の中で、航路を出入航するタンカーや貨物船、多数の漁船が存在する輻輳海域においては、目まぐるしく変わる他船の動向だけでなく、航路ごとの航法や自船が狭い航路のどこに船位して航行しているかなど、様々なことに細心の注意を払う必要があり、狭水道や港内における操船の難しさを痛感しました。
 今回の実習で体験し、新たに発見した課題を解決するためにも、残りの実習や現場赴任するまでの期間を大切にして、充実したものにしていきます。
 (航海科 畑中 亮磨)

 呉を出港した後、次の目的地である神戸港に向けて来島海峡航路を航行する際、私は操船の指揮を行いました。
 来島海峡航路は潮流によって航行する水道(航路)が変わり、また、潮流の速さと航路幅の狭さから、日本屈指の海上交通の難所として知られています。
 実際に航行してみると船が横に流されたり、舵が効きにくかったりと普段の操船とは異なり、来島海峡航路ならではの操船の難しさを実感することができました。
 4学年の実習も残りわずかとなりましたが、今回学んだことを活かして、更なる操船技術の向上に努めていきます。
 (航海科 馬場 遼平)

 私たちは「せっつ」にて約1ヶ月間の乗船実習を実施しています。初めて「こじま」以外での巡視船で船内生活を送るということもあり、実習開始当初は不安や戸惑いを感じましたが、大学校引率教官やせっつ乗組員の方々のご支援によりそれらはすぐに消え、実習に集中することができました。今回の乗船実習を通して、実習は自分たちだけで成立するものではなく、多くの方々のご協力、ご支援の下に成り立っているものであるということを改めて感じました。関係者の方々への感謝の気持ちを忘れることなく、今後も実習に取り組んでいきます。
 (航海科 蛭間 惇人)


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