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大学ニュース(平成30年度)

本科第1学年端艇とう漕巡航

 本科第1学年62名(内女子17名)が、端艇(カッター)4艇によるとう漕巡航を行いました。とう漕巡航は、4月から実施している端艇・信号訓練の総括として実施しているもので、端艇に航海用具、食料、寝袋等を積み込み、櫂を漕いで、大学校の南側にある倉橋島を一周する全航程約33海里(約60キロメートル)の航海です。
 初日は、朝からあいにくの雨でしたが、教官、上級生などから見送りを受ける中、元気に大学校を出発し、音戸瀬戸を経由し、倉橋島南方にある無人島(横島)に仮泊して夜を明かしました。2日目は朝から快晴となり、全員で力を合わせて漕いだ結果、怪我もなく全員無事に航海計画より早く大学校に到着しました。
 1学年は、帰校後も疲れを見せず充実感に満ちており、成長した様子が伺えました。


 【以下は、1学年のコメント】

 私は、今回の端艇巡航を通じて一人一人が役割を担うことの大切さを改めて実感しました。準備から片付けまで様々な作業があり、一人でも仕事を怠ると上手く作業が進まなくなってしまうことがありました。しかし、同期内で支え合い、本音で話し合うことで、無事巡航を終えることができました。
 今回の巡航では、普段できない経験をし、同期との絆をより一層深めることができました。この経験を活かし、今後も様々な訓練を同期と共に支え合って乗り越えていきます。

(本科第1学年 池田 次朗)


 今回の端艇巡航の訓練で私は、同期と協力することの大切さを強く感じました。約60キロメートルを漕ぐこと、巡航のための準備、片付け、航海計画、仮泊場所である横島での食事等、同期との協力が無ければ決して成し遂げることができませんでした。そしてこの協力により私たちは今まで以上にお互いを信頼し、助け合うことができるようになりました。
 これからも多くの訓練が待ち構えていますが、今回の端艇巡航を活かし、同期と協力し、乗り越えていきます。

(本科第1学年 北島 完哉)


 私は、今回の端艇巡航において大切なことを学びました。まず初めに計画を細かいところまで事前に立て周知しておくことです。次に各自が自分で考え積極的に行動することです。3つ目は常に元気でいることです。苦しい時に周りが盛り上げてくれると、もう少し頑張ろうという気持ちになります。そのため約60キロメートルもの距離を漕ぐことができたと思いました。これらのことを忘れず、大学校での日々の生活や訓練に活かしていきます。

(本科第1学年 上田 七星)


 今回の端艇巡航訓練は、それぞれが主体意識を持ちチームワークの錬成を図ることが私の1番の目標でした。結果は、巡航時は効率良く漕ぎ手を交代したり、食事を摂ったりすることができましたが、片付けの際に、少数の者のみが仕事をするという状況が発生してしまうなど、お互いに助け合うことができない場面がありました。原因は、同期同士の信頼がまだ完全には確立していないからだと考えます。
 今後の大学校生活を通じて、同期で助け合おうという心を常に持てるように同期同士の信頼を確立することが現在の課題だと感じました。

(本科第1学年 橋本 和樹)


 私は端艇巡航を通して、コミュニケーションの大切さ、同期の存在の大きさを改めて実感しました。本校の前面海域とは異なる大きい波や強い風の影響を受けたり、雨が降っていたりする中、巡航を成功させることができたのは、同期間で助け合い、意見を言い合うことができたからだと思います。
 今回の貴重な経験を忘れず、同期との絆を深めながら今後の訓練や勉学に取組んでいきます。

(本科第1学年 神井 実結)



訓練整列の様子 船団を組みとう漕している様子

とう漕中の様子 大学校に到着後の集合写真