卒業後の進路

海上保安大学校本科を卒業し、専攻科を修了すると、実用英語能力、国際関係知識等の国際業務対応能力の習得を図るとともに、現地赴任に当たり必要な実務能力を取得させることを目的とした研修科国際業務課程へ進みます。

国際業務課程修了後、初級幹部として巡視船等に乗り組み、海難救助、海上環境の保全、海上における犯罪の予防、海上交通の安全の確保等の海上保安業務に従事します。

また、希望と適性により、航空機のパイロットとしての教育を受けた後、航空要員として海上保安業務に従事します。

海上業務
海上業務

その後、本庁・管区本部等の陸上勤務となり、海上保安行政の企画・立案あるいは各省 庁等との協議・調整等の職務に従事することになります。

その後も基本的には海上勤務、陸上勤務を交互に経験しながら、海上保安官としてのキャリアを身につけ、管区海上保安本部、保安部及び大型巡視船などの長として、海上保安行政を担います。

また、一部には大学校教官、特殊救難隊、潜水士、国際取締官などの分野に進む者、更には海外・国内留学や国際機関・在外公館勤務・他省庁への出向を一時期経験する者もいる等多くの卒業生が各方面で活躍しています。

航空業務
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