12月7日、明治記念館(東京都港区元赤坂)において、海上警察学講座の村上暦造教授は、第18回人事院総裁賞(個人部門)を受賞しました。表彰式後、村上教授は他の受賞者とともに皇居に参内し、天皇皇后両陛下に拝謁、お言葉を賜りました。
村上教授は、海上保安大学校の教官として、卓越した学識、弛みない情熱と研究心をもって学生の育成に尽力を注ぎ、多くの優秀な幹部海上保安官を現場の第一線に送り出すとともに、その研究成果を海上保安法制の整備に発揮。特に、日本における領海警備に関する法整備の不備に早くから着目し、その必要性について研究を重ね、平成13年の海上保安庁法の改正に大きな影響を与え、領海、接続水域及び排他的経済水域における海上警察権の行使に関する法体系の確立に寄与するなど、長年の研究によって培った知見により海上保安法制の整備に尽力し、我が国の国益を守り、国民の生命、身体及び財産の保護に貢献したことが認められました。
受賞した村上教授は、「海上保安大学校において、海洋法、海上警察などの講義を担当し、約30年間、海上保安庁職員の初任教育及び業務研修並びにそれに関連する研究に携わってきましたが、海上保安業務をいわばサポートする仕事にかかわってきたものであり、それが評価されたとすれば誠にありがたいことと思っております。このような活動を見守り、支援していただいた多くの方々に感謝するとともに、この場を借りてお礼申し上げます。」と感想。
人事院総裁賞とは、国民全体の奉仕者としの強い自覚の下に職務に精励し、もって公務及び公務員の役割についての理解と公務に対する信頼を高めることに寄与したと認められる職員又は職域に対して顕彰される賞です。
また、村上教授は、海上保安大学校同窓会の若葉会会長も受賞しました。受賞の模様については、海保大同窓会のページをご覧ください。
Posted by jcgaadm at 2005年12月14日 13:00