学生生活

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学生生活

学生による国際交流

 海上保安大学校において、講義、寮生活、体育部活動などと同様に重要な意味を持っているのが国際交流です。
 毎年、海外の海上保安機関の学生等を招聘し海外交流活動を行っています。 米国沿岸警備隊士官学校、カナダ沿岸警備隊士官学校、韓国海洋大学校の学生をはじめ、フィリピン、マレーシアなどから、学生や若手士官が参加しています。
 当校からは、学生の海外派遣プログラムの一環として、毎年、米国沿岸警備隊士官学校、カナダ沿岸警備隊士官学校をはじめ、韓国の韓国海洋大学校など海外の海上保安機関等を訪問し、 国際交流と国際感覚の涵養に努めており、これらの研修の成果は海外研修報告会を通じて学生全体間での共有が図られています。
 また、多くの学生が夏期日課などの長期休暇を利用して海外を訪れ、積極的に見聞を広めています。


本科3学年Ⅰ群 羽床 洸希
 私は平成29年8月2日から13日までの間、笹川記念海上保安教育援助基金の支援のもと、アメリカ沿岸警備隊士官学校(U.S. Coast Guard Academy)を訪れました。派遣期間中は施設見学、Tボートの操船訓練、練習帆船イーグル号の乗船実習などがありました。アメリカの自由な気風に触れ、英語で意思疎通をすることの難しさを肌身で感じたことは良い経験でありましたが、一番の収穫は志を同じくする異国の仲間ができたことです。海外の海上保安機関との連携がますます強固なものになりつつある中で、世界で活躍できる海上保安官になりたいと思います。


本科3学年Ⅰ群 堀尾 優介
 6月20日から26日までの間、アメリカ沿岸警備隊士官学校から3名、カナダ沿岸警備隊士官学校、マレーシア海上法令執行庁、フィリピン沿岸警備隊からそれぞれ2名を招き、学生国際会議を行いました。
 グループディスカッションや、各国の沿岸警備隊の説明、邦楽や茶道、着物の試着などの日本文化体験、校内見学、巡視船見学、特別授業参加を招聘学生と行いました。その際、英語でコミュニケーションを取りますが、最初は完璧に話そうと文法ばかりを気にしてしまい話すのに時間がかかり、スムーズに会話をすることが出来ませんでした。しかし、招聘学生同士の会話を聞いているとあまり文法は気にせずに会話している様子が散見されました。それを見て私も完璧な文章で話そうとするのは一旦やめてテンポを重要視して、思うように会話する事にしました。その結果、事務連絡はもちろんのこと、雑談やプライベートな話も多くするようになり、招聘学生が帰国する26日には寂しさのあまり涙するほど、良好な関係を築くことが出来ました。
 今回の国際交流を通して、英語力の向上はもちろん重要ですが、それ以前に人と人とのコミュニケーションであるので積極的に笑顔で話しかけるということが大切だと分かりました。