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第63期こじまだより第17号 「船内生活・自主研究発表会」

日時 平成29年7月4~9日(火~日曜日)
 場所 インド洋(北緯09°11.9′  東経068°19.6′)
 天候 曇り 気温 27.0℃ 湿度 84.0% 風向 東 風速 6.0m/s


甲板で運動中の実習生
甲板で運動中の実習生


食事の様子
食事の様子


発表の準備に取り組む実習生
発表の準備に取り組む実習生


自主研究発表会の様子
自主研究発表会の様子


 スエズ運河を抜けた私たち実習生は、七浦こじま船長の誕生日をサプライズでお祝いしたり、アデン湾で海賊対処を行っている護衛艦てるづきとエール交換を行ったりと、充実した日々を過ごしております。
 アデン湾を抜けてインド洋に到達した私たちは、最大で40度の船体傾斜を経験しつつ、7日から9日までの3日間、自主研究発表会を行いました。自主研究とは、実習生が日本を出発する以前から各々の研究テーマを設定し、およそ2か月間、航海の合間を縫って取り組んできた研究です。


【実習生のコメント】

 こじまの船内生活において、何よりの楽しみは、同期と談笑しながら食べるおいしい食事と、気分転換に体を動かすことです。船内という特異な空間において、睡眠不足などのストレスを感じることもありますが、食事と運動が全てを忘れさせてくれます。また、実習の合間には船長の誕生日を実習生一同が船長公室に集合してお祝いしたり、護衛艦てるづきと登舷礼や応援団演舞によるエール交換を行ったりするなど、様々な行事があり、日々充実した生活を送っています。残りわずかとなった実習も、1日1日を大切にして過ごしています。
 (航海科 小川 俊)

 私たち実習生は、呉出港前にそれぞれが策定した自主研究テーマに沿って、厳しい訓練や航海実習の合間の時間を利用して研究を進めていました。研究内容は遠洋航海ならではの特殊なものから、これまで大学校で学習してきた知識をより深めるようなものなど、多岐にわたり非常に興味深いものばかりです。各々が、2カ月以上前から周到に準備を重ねてきた研究結果を聞くのがとても楽しみであるとともに、私自身も「船舶バラスト水規制管理条約について」という研究の成果を教官や乗組員、同期の皆に余すところなく伝えられるよう、自主研究発表会に向けた原稿の準備や練習に余念がありません。遠洋航海最大のイベントと言っても過言ではない自主研究発表会に万全の態勢で臨めるよう最後まで全力を尽くします。
 (航海科 田中 公作)

 遠洋航海も2か月が過ぎ、ついに自主研究発表会という最大のイベントを迎えました。私の研究テーマは「冷凍機の現状と運転状況と新冷媒について」という、他科の実習生には分かりづらい内容ですが、遠洋航海に出発する以前から準備し、研究してきたテーマなので、その成果を少しでも実習生、乗組員に伝えられるよう、全力で準備に取り組みました。発表の際は、インド洋の時化により時折大きく船体が傾くような状態でしたが、どうにか無事に発表を終えることができました。インド洋の時化も日が経つごとに治まっており、次の寄港地であるシンガポールが徐々に近づいてきました。残り少ない実習も、自主研究同様に全力で臨みます。
 (機関科 仲 誠也)


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