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第63期こじまだより第14号 「転科実習」

日時 平成29年6月19日(月曜日)
場所 大西洋(北緯41°15.4′  西経041°20.9′)
天候 曇り 気温 20.0℃ 湿度 91.0% 風向 南西 風速 9.0m/s


操舵方法を教える実習生
操舵方法を教える実習生


ボイラーの停止方法を教える実習生
ボイラーの停止方法を教える
     実習生


機器計測方法を教える実習生
機器計測方法を教える
     実習生


無線電話の通信方法を教える実習生
無線電話の通信方法を教える
     実習生


 私たちは6月12日から19日までの8日間に渡り転科実習に取り組みました。転科実習とは、航海科、機関科、通信科のうち、自分が専攻する科、以外の船務に取り組む実習です。普段接する機会の少ない他科の船務を知ることで、自分の専攻する科との関連や、船の運航の全体像を把握することができ、また、他科の実習生を指導することで自分の科をより深く理解することができます。


【実習生のコメント】

 今回の転科実習で特に印象に残ったのは、航海科での実習です。航海科の実習生から学ぶレーダーの使い方や操船方法は普段の機関科当直では経験することのない新鮮なものでした。また、実習生が分かりやすく丁寧に指導してくれたこともあり、楽しみながら航海科の船務について理解を深めることができました。現場に出た際には機関科であっても船橋に上がり、航海科のサポートを行うため、その練習としても良い経験になりました。
 今回の転科実習で得た船舶運用に関する知識や経験を活かして、船全体の動きを理解した上で機関科の船務に取り組んでいきます。
 (機関科 平塚 純基)

 通信科では、ワッチのルーチンワークや、海上保安庁の船艇に搭載されている通信設備について理解を深めることができました。特に印象に残っているのは、周囲の船舶と通信をさせてもらったことです。実際に通信機器を使用するのは初めての経験であり、英語で通信しなければならなかったため、緊張しましたが、普段では経験できない貴重な体験でした。他にも通信科の仕事を体験しましたが、中でも、電報の発信は、自船の状況を陸上に知らせるものであり、実際に発信を行うことで、その重要性を実感しました。
 転科実習では、初めての体験ばかりでしたが、他科の実習生が親切に教えてくれたため、非常に良い経験となりました。
 (機関科 鈴木 滉哉)

 私は転科実習で機関科にて実習を行いました。航海科の実習生である私にとって、3学年からの乗船実習を通じて機関科に当直として立直するのは初めてのことで、今まで機関科の同期から聞いていたボイラーの発停等を実際に自らの手で行うことは非常に新鮮なものでした。転科実習では普段自分が船橋で見ている景色とは違った視点からこじまを運用していきます。今回の転科実習で他科の業務や他科との協力の重要性を理解するとともに、得た知識経験を航海科に戻った際や現場赴任後の安全で効率的な船舶の運用に活かしていきます。
 (航海科 真鍋 祐史)


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