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第63期こじまだより第3号 「搭載艇揚降操船訓練」

日時 平成29年1月24日(火曜日)
場所 備後灘
天候 晴れ 気温 6.0℃ 湿度 69.0% 風向 北北西 風速 9.0m/s


写真1 高所で作業を行う実習生"
高所で作業を行う実習生

 

写真2 艇の中で作業を行う実習生
艇の中で作業を行う実習生

 

写真3 指示を出す実習生
指示を出す実習生

 

写真4 操船訓練を行う実習生
操船訓練を行う実習生

 平成29年1月23日から、練習船こじまは、本科4学年航海科実習生及び特任主任士課程(現場海上保安官の中から主任の士に採用する課程)の実習生を乗せ、およそ1週間の航海実習を行っています。呉を出港して2日目、備後灘において搭載艇揚降操船訓練を実施しました。本訓練は、こじまに搭載されている小型艇の海面への降下及び海面からの揚収と、海面へ降下させた後の操船の技術及び指揮統率能力の向上を図るものですが、訓練日は普段よりも気象・海象が厳しい状況ではありましたが、非常に有意義な訓練となりました。

 

実習生のコメント

 今回の訓練は、特任主任士課程の実習生との合同であったことから、実際に現場で揚降作業を行っている特任主任士課程の実習生の方々とともに作業することで幅広い知識を吸収できる良い機会となりました。4学年は、度々安全管理を怠ってしまったり、手順を間違えてしまうということがありましたが、海上保安大学校を卒業すると主任となるので、遠洋航海での訓練においても乗組員に指示を出すという自覚・責任感を忘れることなく臨んでいきます。
(航海科 今岡 桂子)

 今回の搭載艇揚降操船訓練は天候が悪く、冷たく強い西風に吹かれながらの訓練となりました。この訓練は搭載艇という重量物を扱う作業であり、また、高所や足場の不安定な場所で行う作業でもあるため危険が伴います。そこに風や波による動揺が加わると危険はより大きくなります。しかし、そのような状況でも安全かつ迅速に艇の揚げ降ろしができなければ職務を遂行することは出来ません。現場ではより厳しい環境での作業が求められると思うので、そのような時でも職務を全うできるよう、今後の訓練に励んでいく所存です。
(航海科 小林 亮平)

 今回の搭載艇揚降操船訓練においては、こじまに搭載されている艇を揚降する指揮者として訓練に臨み、教官方から指導を頂きながらも指揮者の職務を果たすことができました。指揮者は搭載艇を揚降する作業にはつかないものの、滞りなく作業が進むように、しかるべき時に号令を出し、作業の進歩状況を把握し、作業者の安全管理を行うのが職務です。この指揮者の経験は、将来、幹部海上保安官になる私たちにとっては貴重な経験であると同時に、揚降作業に関して様々な注意点について学ぶことができました。大学校卒業後に専攻科実習生として臨む遠洋航海での訓練は、搭載艇揚降操船訓練だけでなく、様々な訓練があるので、本訓練と同様に、他の訓練においても中身の濃い訓練になるように努力していきます。
(航海科 本多 裕介)


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