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第62期こじまだより第18号「シンガポール入港」

作成日時 平成28年7月20日(水)
作成場所 シンガポール(北緯1°15’、東経103°50’)
天候 雨 気温 22.4℃ 湿度 99%


SPCG職員に船橋を案内する実習生
SPCG職員に船橋を案内する実習生

 

在シンガポール篠田特命全権大使による激励の様子
在シンガポール篠田特命全権大使による
激励の様子
 

 リボルノを出港してから、シンガポールに入港するまでの間には、自主研究発表会、スエズ運河通航、そして、船酔いする者が続出したインド洋航海など様々なことがありましたが、7月17日、22日間という、今回の遠洋航海の中で最も長い航海を終えて、私たちは無事にシンガポールに入港しました。
 こじまが着岸したのはシンガポールポリスコーストガード(SPCG)のブラニ基地の岸壁です。まず、基地職員の方から基地内で利用できるプールやジムなどの施設を案内して頂きました。
 そして、その翌日からは休日でした。蒸し暑い気候、そして容赦ない太陽の日差し、突然のスコールといった熱帯の気候に翻弄されながらも、魅力いっぱいのシンガポールを体験しました。
 7月20日には、在シンガポール篠田特命全権大使がこじまに来船され、私たちに激励の言葉をかけてくださいました。その後、SPCGのブラニ基地とMPA(Maritime Port Authority)へ施設見学に行きました。
 遠洋航海も残りあと2週間、まもなく帰国します。

(実習生のコメント)

 7月17日、イタリアのリボルノを出港してから約3週間という最も長い航海を経て、私たちはシンガポールに入港しました。入港後すぐに、SPCG職員約30名がこじまの船内見学に訪れ、私を含む通信科実習生3名によりこじまを案内しました。管轄する海域の特徴から、大きい船艇を所有しないSPCGの職員は、大型巡視船が珍しいのか、アッパーデッキに上った際には、大勢の職員の方が記念撮影をされていました。
 7月20日、在シンガポール篠田特命全権大使による激励の言葉をいただき、 今年は日本とシンガポールの国交樹立50周年記念ということで、SJ50というプログラムが立ち上がっており、記念すべき年にシンガポールへ入港したことを知りました。またシンガポールは、世界有数のハブ都市として海運業を中心に多くの国の企業を支えていることや、近年では海賊やテロにより海運に対する脅威が増す中、今後もシンガポールと日本が連携を強化していく必要性を強く感じました。篠田特命全権大使からの激励の言葉により、残り少ない遠洋航海を最後まで頑張ろうと固く誓いました。
(通信科 立石 李希人 実習生)

 7月20日、SPCGの基地・船艇とMPAの施設を見学しました。私たちが見学したSPCGの基地には、外観も内装もタンカーの形を再現した実践的な訓練施設があり、どのような訓練が行われているかについて説明を受けました。また、警備用の高速艇も見学し、こじまとは異なる船内の装備に実習生一同説明に聞き入りました。
 その後、シンガポール港湾及びマラッカ・シンガポール海峡の海上交通整理を担うMPAを見学しました。非常に丁寧な説明をしていただき、世界有数の船舶往来箇所であるシンガポール周辺海域の海上交通管制がどのように行われているのか、さらに、自分たちが海峡通航時に行う通信の相手先を実際に見学でき、非常に有意義な時間でした。
 シンガポールの充実した海事機関の施設やシンガポールが世界有数の海運国家であることを理解する良い機会となりました。シンガポール出港後の残り少ない航海も頑張っていきます。
(機関科 千本 啓太 実習生)


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