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第62期こじまだより第17号「実習生所定訓練 船内生活」

作成日時 平成28年7月15日(金)
作成場所 インド洋(北緯5°28’、東経89°58’)
天候 晴れ 気温 30.0℃ 湿度 78% 風向 西南西 風速 6m/s


作業前に事故を防止するために安全確認を行う実習生"
作業前に事故を防止するために
安全確認を行う実習生

 

出艇前にエンジンルームを確認する実習生
出艇前にエンジンルームを
確認する実習生

 

人気メニューのオムライスを食べている実習生
人気メニューのオムライスを
食べている実習生

 

洗濯の回数を減らすために1回で大量の洗濯物を洗う実習生
洗濯の回数を減らすために1回で
大量の洗濯物を洗う実習生
 

 6月26日にリボルノを出港してからまもなく3週間が経過しようとする7月12日、遠洋航海において計画されていた訓練も残り2回となり、実習生が自ら立案計画する実習生所定訓練を行いました。私たちは様々な訓練を行ってきましたが搭載艇揚降訓練は最も危険な訓練であり指揮能力を習得するには最適な訓練であるため、本訓練を実習生所定訓練として選択しました。
 また、今回のこじまだよりでは船内生活における食事、入浴、洗濯についても紹介します。

 

実習生のコメント

 実習生所定訓練は、搭載艇揚降訓練を行いました。私は、今回指揮者の号令により、作業艇を船側から降下させる作業を行ったのですが、自らに与えられた作業を淡々とこなせば良いだけではなく、その作業をいかに安全に配慮して行えるかが課題となる訓練でした。自身の作業はもちろんのこと、私が指揮をする場合であれば、どのような点に気を付けるかといった全体のことを考えながら訓練を行いました。遠洋航海もあと2週間ほどとなりましたが、航海実習や訓練等で得られた反省をしっかりと整理して自分のものとし、自信を持って現場に出られるようにします。
(機関科 古賀 翔太 実習生)


 今回の実習生所定訓練である搭載艇揚降訓練で私は、作業艇揚降の指揮者を行いました。作業艇揚降の指揮者には、揚降の指揮能力は当然のこと、作業員の安全管理、作業効率の向上、総指揮との無線による通信、他の指揮者(今回の訓練では警備救難艇の指揮者)との時間調整等の能力も併せて必要となってきます。
 現場赴任前の残り少ない貴重な訓練に、指揮者として訓練ができたことは非常に有意義なことでした。
(航海科 前田 尚吾 実習生)

 実習生の船内生活の楽しみの一つとして、食事の時間があります。遠洋航海は長期にわたりますが、こじまには、巨大な冷凍庫、冷蔵庫があるため、刺し身をはじめ様々な献立を楽しむことができます。また船は夜も航海をしているので、深夜当直に入る者のために夜食があり、毎日、7時の朝食、11時の昼食、17時の夕食、20時の夜食が出されます。しかし、長期間の航海となれば野菜の保管が難しいようです。そこで、ネギを水につけたり、大根をラップで巻いたり、鮮度を保つために主計科では様々な工夫をしています。時化ている中でも毎日美味しい食事を考え、作ってくださる主計科の乗組員に感謝し、本日も頑張ります。
(航海科 島田 佳奈 実習生)


 船内では飲用や調理用は各寄港地で搭載した水を使用し、入浴や洗濯には、造水器で海水を蒸発させて造った蒸留水を用いています。造水器で1日に作ることができる水の量には限りがあるため、シャワーを使用する時間を出来る限り短くすることや、洗濯の回数を減らすために出来る限り1度で大量の衣服を洗うなど、船内生活では常に節水を心がける必要があります。しかし、数日に一度、浴槽に湯をはり、入浴することが許可される日があります。入浴は、船内生活において日々の疲れを癒す数少ない時間であるといっても過言ではありません。
 このように日々の生活に制約がある乗船実習ですが、様々な経験をし、現場での船艇勤務に臨んでいきます。
(機関科 関川 秀雄 実習生)


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