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第62期こじまだより第12号「リボルノ寄港」

作成日時 平成28年6月23日
作成場所 リボルノ(北緯43°33’、東経10°18’)
天候 快晴 気温27℃ 湿度70% 風 なし


イタリアコーストガード船艇を見学する実習生
イタリアコーストガード船艇を
見学する実習生

 

ビュッフェランチにて招待客と歓談する実習生
ビュッフェランチにて招待客と
歓談する実習生

 

海軍大学校にてプラネタリウムの説明を聞く実習生
海軍大学校にてプラネタリウムの
説明を聞く実習生

 

海軍大学校前での記念撮影
海軍大学校前での記念撮影

 6月22日、アメリカ東岸ボルチモアを出港してから13日間の航海を終え、三つ目の寄港地であるリボルノに入港しました。
 リボルノはイタリアのフィレンツェ西方に位置する港町です。
 リボルノ停泊中は、イタリアコーストガード・リボルノ海上保安本部見学、こじま船長主催のビュッフェランチ、海軍大学校施設見学と様々な行事がありました。
 各寄港地での施設見学やレセプションを通して多くの人々が私たちの遠洋航海実習に携わってくださっているということを実感し、感謝しております。
 残り半分を切った遠洋航海実習ですが、日本に帰るまでに少しでも多くの経験を積み、8月にはたくましくなった姿を見せられるよう、今後の実習に一層取り組んでまいります。

 

(実習生のコメント)

 太平洋、大西洋を経て、私たちは三つ目の寄港地となるリボルノに入港しました。初のヨーロッパ上陸に心を躍らせながら、イタリアコーストガード・リボルノ海上保安本部の見学に向かいました。
 業務紹介のプレゼンテーションの中で実際の難民救助現場の動画を見せていただきました。言葉も通じない中、数えきれない人数の難民救助をしている現場を目の当たりにして、かくも厳しいものかと考えを改めました。また、使用している船艇も、救助設備が充実し、また難民船に接近しやすくするために船艇はコンパクトになっており、目的に沿った設計がなされていることが分かりました。
 海上保安庁とUSコーストガード、そしてイタリアコーストガードの施設見学を行い、各地の方々と接することで、場所は違えど同じ理念を持って業務を行っているということを実感することができ、国際的な視野を広げ、見識を深めることができた貴重な経験となりました。
 (通信科 鈴木 俊智 実習生)


 イタリアで英語は使えるのだろうか。その疑問を抱えたままリボルノに入港しました。今までの寄港地は英語圏であり、英語で意思疎通していましたが、今後は英語でできていた簡単な会話も苦戦すると考えていました。そんな中でのビュッフェランチでしたが、最初はイタリア語が理解できず、苦戦しました。しかしながら、相手の方々が英語でゆっくりと話して下さったことで、リボルノの美味しいレストラン、観光名所、簡単なイタリア語等多くの事を教わりました。私たち実習生はビュッフェランチを通して、他の国の方々と世界共通言語である英語でのコミュニケーションの難しさと英語の重要性を感じました。残りの寄港地はシンガポール、ダナンとなりましたが、多くの方と会話し、より国際感覚を身につけていきます。
 (航海科 横田 裕章 実習生)


 6月23日、私たちはリボルノにあるイタリア海軍大学校を訪問しました。ここでは約400名の士官候補生が、規則正しい集団での生活という海上保安大学校と同じような環境で勉学に励んでいました。敷地内には寮や図書館、広々としたグラウンド、模擬航海演習用のシミュレーションセンター、プラネタリウムなど多くの施設がありました。
 イタリアの母国語はもちろんイタリア語ですが、海軍大学校の方々やバージ船の乗組員、タバッキー(日本でのコンビニエンス・ストアー)の店員の方まで、私たちが会うすべての人々が流暢な英語を話されていました。英語には多少自信のある私達実習生は、このことに大いに刺激を受け、改めてコミュニケーションツールとしての英語の大切さを実感しました。
 このような素晴らしい経験ができることに感謝して、残りの航海も頑張って参ります。Grazie!!(ありがとう:英語に加えてイタリア語もマスターしつつある実習生です。)
 (機関科 野田 健斗 実習生)


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