ここから本文

第62期こじまだより第13号「転科実習」

作成日時 平成28年6月14日
作成場所 北大西洋(北緯39°37’、西経76°36’)
天候 晴れ 気温18℃ 湿度90% 風向 北西 風速5m/s


航海科における機関科実習生の様子
航海科における機関科
実習生の様子

航海科における通信科実習生の様子1
航海科における通信科
実習生の様子1

航海科における通信科実習生の様子2
航海科における通信科
実習生の様子2

機関科における航海科実習生の様子
機関科における航海科
実習生の様子

転科実習テキスト
転科実習テキスト

 私たちは、ボルチモアを出港後、転科実習を行いました。この実習は実習生がそれぞれ専攻している航海科、機関科、通信科以外の他科の船務を経験し、それらを理解するためのもので、初級幹部職員として現場の船艇に赴任する我々にとって、船務をトータルに把握することができ、各科との関連性を見る上で、重要な実習となりました。
 遠洋航海は半分が過ぎましたが、気を緩めることなくこの転科実習で得た知識・経験を生かして、より一層今後の実習に励んでまいります。


(実習生のコメント)

 転科実習では、航海科、機関科、通信科の航海当直を各科4回ずつ経験することが出来ました。航海科の私にとっては、機関科や通信科が普段何をしているのかを知る大変良い機会となりました。また、転科実習用のテキスト作成や他科の実習生への説明などをすることにより、航海科の航海当直の仕事についてより一層理解を深めることが出来ました。
 機関科の航海当直に入った際には、実際に機関室に入り、当直に入る前の見回りやボイラーの発停、発電機の発停を経験することができました。機関科実習生等が普段から機関や補機の整備を行ってくれているおかげで、本船が無事に航海できていることを実感しました。
 遠洋航海も残すところ50日あまりとなりましたが、これからも実習生一同、協力し合って、実習に励んでいきます。
(航海科 吉田 尚平実習生)

 私は今、通信科の転科実習を行っており、通信科から船を運航する上で必要な情報を提供してもらってこそ、円滑に船を運航できているのだと感じています。この転科実習では、航海に必要な気象情報や安全情報がどのようにして航海科に提供されるのか、また航海科が作成した船舶位置通報システム(AMVER)への報告などがどのように送信されているのか知ることができ、非常に充実した時間を過ごしています。船によっては、通信科の配置がない船艇もあるため、この転科実習中に通信科の船務の理解を深め、現場赴任後に役立てていきたいです。転科実習はあとわずかですが、限られた時間で少しでも多くの知識を得たいと思います。
(航海科 髙山 壮太実習生)

 航海科では、気象・海象の変化、他船との行き合い関係等の周囲の状況変化、航海計画との差など、様々な点に注意を払い、船の操船を行うことの大変さを学ぶことができました。普段、機関室で働く機関科にとって、太陽と共に働く船橋での経験は貴重なものとなりました。特に夜航海では、船橋を真っ暗にするため、昼間とは一変した光の制限された船橋となり、これもまた貴重な経験となりました。
 また、私自身も他科の実習生に機関科の職務を説明することで各機器の役割、作業の意味合い等をより一層深く理解し、再認識する機会にもなりました。遠洋航海も半分が経過し日本帰港への気持ちも早まるところですが、転科実習で得られた知識を活かし、更に成長した姿で呉に帰りたいと思います。
(機関科 菊村 晃佑実習生)


このウィンドウを閉じる