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第62期こじまだより第3号「航海実習」

日時 平成28年1月15日(金曜日)
場所 伊勢湾(北緯34°50.17′ 東経136°45.51′)
天候 晴れ 気温 7.0℃ 湿度 71% 風向 北北西 風速 1.0m/s


航海当直業務を行う実習生
航海当直業務を行う実習生

 

海図に位置を記入する実習生
海図に位置を記入する実習生
 

 平成28年1月9日に呉を出港し、航海実習が始まりました。本実習は、神戸、名古屋、東京に寄港し、途中、船舶が多数輻輳する来島海峡航路、備讃瀬戸南航路、備讃瀬戸東航路、明石海峡航路、伊良湖水道航路、浦賀水道航路、中ノ瀬航路の7つの航路を通航し、1月20日に呉に入港するという航海です。また、各寄港地では現場の海上保安官による業務講話が行われ、航路しょう戒や密輸の取締りなど、その管区独特の業務について学ぶことができました。

実習生のコメント

 来島海峡航路は、潮の流れによって通航する航路が変わる「順中逆西」という特別な航法を有する、瀬戸内海最大の航海の難所として知られています。来島海峡航路を通航する時は、周囲の見張りを徹底したり、海上交通センターと連絡を取らなければならず大変でしたが、とても貴重な経験ができました。伊勢湾の伊良湖水道航路や東京湾の浦賀水道航路においても、同じように緊張感を持って通航することができました。神戸、名古屋、東京では業務講話として、現場で活躍されている先輩方の貴重なお話を聞くことができ、早く現場に出て働きたいという思いと共に、現場の方への尊敬の思いが一層強まりました。現場に出て活躍するためにも、一日一日を大切にし、今後の糧となる航海実習にしたいです。
(航海科 渡邊 大樹 実習生)

 今回の航海では、海上交通安全法に定められている6つの航路を通航しました。大学校における勉強では、座学で法律を勉強することが多く、航路の具体的なイメージは掴めていませんでした。しかし、今回これらの航路を通航し、船舶の輻輳の度合い、航路幅の狭さ、付近の地形や物標等、実際の航路の状況を見ることで、航路における航海当直の難しさを実感しました。また、神戸、名古屋、東京の食べ物や文化など各寄港地の良さを経験することができました。4学年における乗船実習も中盤を向かえ、国内航海も残りわずかとなりました。残りの一つ一つの航海を大切にし、悔いの残らない乗船実習にしたいと思います。
(航海科 江戸 慎弥 実習生)


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