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第61期こじまだより第1号 投揚錨訓練

日時 平成26年12月20日(土曜日)
場所 岩国港沖(北緯34°10′ 東経132°19′)
天候 雨時々曇り 気温 6℃ 湿度 88% 風向 北西 風速 3m/s


投錨要領についての打ち合わせ
投錨要領についての打ち合わせ
指揮者の号令で投錨
指揮者の号令で投錨
手先信号での意思疎通
手先信号での意思疎通
船橋への報告
船橋への報告

 本科第61期の第4学年乗船実習は、平成26年12月2日から翌年3月31日まで120日間行われます。 これから私達の実習の様子を、この「こじまだより」を通して皆様にお伝えします。
 今年最後の航海では、航海科実習生を対象とした投揚錨訓練が行われました。 投揚錨とは、海底に錨を下ろす「投錨」とその錨を引き揚げる「揚錨(抜錨)」を行う作業で、海上において船舶を泊めるために必要不可欠な運航技術です。 この訓練において、実習生は、投錨地の計画から操船指揮までの一連の流れを経験し、指揮者として必要な操船、作業要領等多くの技術を学びました。

実習生のコメント

 今回の訓練では冷たい風や雨の中、指揮者として、また、実際の作業員として投揚錨作業を行いました。 周囲の島や山等を目標にして直進し、同時に風潮流の影響による自船の位置の変化を気にかけながら自分で設定した予定錨地に接近すべく操船します。 しかし、風や波によって船の向きが変わることが多いため、思うように接近することができず、改めて操船の難しさを実感しました。 悪天候の中ではありましたが、同期と協力し、教官からの指摘をいただき、指揮者としての素養を身に付けるための実りある良い訓練ができたと感じています。
(航海科 佐藤 大介 実習生)

 本訓練は、船橋での操船指揮及び船首での作業指揮を自分の考えを持って事前に計画し、実際に行うといった訓練内容で、実施作業の意味、指揮者の号令、指示、 これら一つ一つの重要性を改めて感じることができました。 指揮者の重要な役割の一つには安全管理が挙げられます。 今は危険な状況になる前に教官から指摘され、間違いを正すことができますが、私たちは将来指揮者として指示を出し、作業員が危険な状況になる前にそれに気づき、 指摘し、危険を阻止する立場になることから、本訓練で学んだことを確実なものにし、今後に活かしたいです。
(航海科 室谷 美佐 実習生)


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