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第61期こじまだより第16号 「モナコ入港」

日時 平成27年6月30日(火曜日)
場所 モナコ(北緯43°44’ 東経007°26’)
天候 快晴 気温 28.0℃ 湿度70% 風 なし


アルベール2世モナコ大公殿下と実習生
アルベール2世モナコ大公殿下と実習生

世界の様々な水路書誌を見る実習生
世界の様々な水路書誌を
見る実習生

IHOウォード理事長による業務講話
IHOウォード理事長による業務講話

IHO玄関ホールで集合している実習生
IHO玄関ホールで集合している実習生

 6月30日に5つ目の寄港地であるモナコに入港しました。モナコ公国の面積は約2平方キロメートルであり、バチカン市国に次いで世界で2番目に小さな国です。また、F1のモナコグランプリが開催されることでも知られています。
 モナコには国際水路機関(IHO)の事務局が置かれており、当庁から出向している職員も勤務しています。IHOでは7月1日を「世界水路の日」として定めており、この「世界水路の日」制定10周年を祝うため今回のこじまの寄港が実現しました。
 30日にはIHOの事務局の業務見学及びIHOのウォード理事長による業務講話を聴講し、世界の水路事情について理解を深めることができました。また、同日夜には、アルベール2世モナコ大公殿下ご臨席のもと、IHO及びこじま船長との共催で船上レセプションが開催されました。大公殿下にお会いできるという貴重な体験を通して、モナコ公国の歴史や文化を学ぶことが出来ました。
 モナコ出港後は地中海、スエズ運河、インド洋を経由しシンガポールへと至る遠洋航海最長の約3週間の航海となります。長い航海になりますが全員で協力して一日一日成長していきたいと思います。
 

実習生のコメント

 モナコは海上保安庁にとって関わりの深い国でもあります。船舶が安全に航行するために欠かせない「海図」。この海図に関して、国際的な枠組みでのルール作りを担うIHOの事務局がモナコに設置されており、当庁海洋情報部から出向した職員がこの事務局で勤務しているからです。同部に所属する私にとって、国際舞台で働く先輩方の姿を間近で見ることができたことは非常に貴重な経験となりました。また、IHOウォード理事長の業務講話では、現在の地球の水深測量・海底地形の把握状況は、月や金星のデータ量よりも乏しく、今後の水路業務がいかに大切かをお教えいただき、改めて私自身が関わっている業務の重要性を実感することができました。
 (国際航海実習課程 石川 真衣 研修生)


 6月30日、「こじま」はモナコ公国に入港しました。実際にモナコの地を踏むまでに私が抱いていたイメージは、F1と故グレース大公妃殿下に関することがほとんどでしたが、モナコにある日本庭園に日本から桜の木が贈られているなど日本との関わりがあることを知り、また、坂が多い土地であるため街に公共エレベーターが多くあることに驚かされました。さらに、観光客が多く訪れる国であるためか、モナコは公用語はフランス語ですが、英語に堪能な方が多く、街に出かけた際には英語が通じることに安心しましたが、それと同時に、自らの英語をより一層研鑽していかなければと痛感しました。
 (航海科 小西 貴彦 実習生)


 6月30日モナコにおいて、モナコ大公殿下のご臨席のもと、船上レセプションが開催されました。本レセプションでは剣道やもちつきなどの日本文化紹介を行い、また、来船者の方々とふれあい、会話をすることで交流を深めることができたと実感しています。今回のレセプションで、特に印象的だったのは大公殿下とお話できたことであり、極めて貴重な経験をすることができたと感じています。さらに大公殿下からは今後の航海に対する激励のお言葉を賜り、モナコ・シンガポール間の3週間に及ぶ長い航海に向けて気持ちを新たにすることができました。最後に、大公殿下が下船されるときに握手をしていただき非常に光栄に感じました。
 (機関科 濱田 圭佑 実習生)



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