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第61期こじまだより第12号 「船内生活」

日時 平成27年6月4日(水曜日)
場所 カリブ海(北緯 16°40′西経 076°15′)
天候 晴れ 気温 28.0℃ 湿度 85% 風向 東南東 風速 10.0m/s


 4月28日に呉を出港して約1ヶ月が過ぎました。長期間の船内生活にも慣れてきたところで、船内生活の食事、洗濯、入浴について紹介したいと思います。
 食事は朝食7時、昼食11時、夕食17時、夜食20時の1日4食で、連日航海実習、訓練等を行う実習生の活力となっています。食事の時間を楽しみにしている実習生はたくさんいます。
 洗濯は実習生約30名で3台の洗濯機、4台の乾燥機を譲り合って使っていますが、水の使用の制限がかかる時があり、洗濯ができない日もあります。入浴はシャワー5つ、同時に3名程度が入れる浴槽がある浴室を利用し、実習生はこの時間で一日の疲れを癒していることから、船内生活の中でもリラックスできる貴重な時間となっています。
 今後もこのような船内生活を通じて、海上保安官として成長していきたいと思います。


【実習生のコメント】



 航海中の食料は、日本を出発する際に世界一周分の食料を搭載していきます。こじまには、巨大な冷蔵庫も冷凍庫もあるので、食料の長期保存が可能なのです。また、野菜等の生鮮食料は各寄港地で補給しますがその中には日本では見られないような食材もあり、普段の食事にエキゾチックな要素が加わることもあります。そのような食料を、私たち実習生は主計科乗組員の方々に提供していただいています。毎日の食事の時間は、実習生にとって最も楽しみな時間の一つとなっています。ちなみに私の好きなメニューはカレーライスです。今日も、美味しい食事を“いただきます”。
 (航海科 宮崎 哲門 実習生)

 

食事中の実習」

 




洗濯を行う実習生

 

 遠洋航海が始まって1ヶ月が経ちました。湿度の多い気候の中、私たち実習生は毎日の日課や訓練、航海実習等に励んでいます。当然制服や作業服といった衣類も汚れてきますので洗濯をするのですが、船内に衣類を干すスペースはなく、また外に干すと潮をかぶってしまうので乾燥機を使用することになります。
 また、外国の領海内では船から廃水を海に流すことは規制されることもあり、その場合は「こじま」の船底タンクに貯めることになります。この間は船内の水の使用について制限が強化され、各寄港地停泊期間を含む約1週間は洗濯が禁止されます。練習船「こじま」には実習生用に現在3台の洗濯機と4台の乾燥機が備わっていますが、洗濯が許可された直後には洗濯機は大変混み合いますが、同期と譲り合いながら使用しています。
 今後も有意義な船内生活を送っていきたいと思います。
  (機関科 石谷 一大 実習生)

 




 船内生活で入浴は一日で気分をリフレッシュする貴重な機会であり、特に訓練後の入浴は、船内生活で最高のひとときであると言っても過言ではありません。船内での入浴は毎日できますが、水の使用制限からシャワーのみの使用となる日もあります。また、入浴に使用する水は、造水器で作った「雑用清水」と呼ばれる飲用することができない水を主に使っています。造水できる水の量も限りがあるため、船内生活では節水を心がけています。入浴時間は15時から24時までなので、訓練や毎日の日課、航海実習の当直の合間に入浴時間を確保しなければならず、先を見越して計画的に行動しなければならない日もあります。
 入浴でリフレッシュして、これからも訓練等頑張っていきます。
 (航海科 山下 晃典 実習生)

 

入浴中の実習生

 


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