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第60期こじまだより第19号 海賊への警戒

日時 平成26年7月12日(土曜日)
場所 北緯 12度 50.6分  東経 048度 02.8分
天候 晴れ  気温 32.4℃  湿度 64%  風向 西南西  風速 10.0m/s


漂泊中の小型ボート
漂泊中の小型ボート
護衛艦いなづまとの会合の様子
護衛艦いなづまとの会合の様子
護衛艦いなづまに帽振れを行う実習生
護衛艦いなづまに帽振れを行う実習生

 (頭書 航海科 合田 光宏 実習生)
 「こじま」は、7月12日午前6時頃(現地時間)、紅海・アデン湾周辺海域に入域しました。 紅海・アデン湾周辺海域は、世界でも有数の海賊行為発生海域と言われています。
 焼けるような暑さの当該海域において、私たちは警戒配置に就き、海賊と遭遇した際に即座に対応できるよう、万全の態勢を整えました。 航路筋には漂泊中の小型ボート(4~5人が立って通航船を眺めている)が多数おり、いつにも増して緊張感がありました。
 また、7月13日午前7時頃、海上自衛隊護衛艦「いなづま」(第18次ソマリア周辺海域派遣捜査隊)と会合し、 派遣捜査隊隊長から「こじま」の乗組員及び実習生に対し、遠洋航海の成就を祈願する激励のメッセージをいただきました。
 私たちの航海はこれから、ひどく時化ると言われているインド洋に向かって進んで行きます。 呉を出港してから約二ヶ月にわたって実習を頑張ってきた同期と、共に助け合いながら残りの約一ヶ月を邁進していきたいと思います。

(航海科  峯尾 暁 実習生)
 私は、紅海・アデン湾周辺海域に入域する際、船橋において、航海当直を行っていました。 船内における緊張感は、日頃の訓練よりも現実味を帯びており、当海域が世界的な海上交通の要であると同時に、予断を許さない状況が続いていることを実感しました。
 また、当海域を航行中、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」と会合しました。 同艦には、派遣捜査隊として海上保安官が乗船しており、激励の言葉を頂きました。 海上保安庁と海上自衛隊との協力関係を感じると共に、日夜活躍されている先輩方の姿を見て、気の引き締まる思いがしました。 いよいよ遠洋航海も残り一ヶ月となりました。 半年後に控えた現場赴任を前に、悔いの残らぬよう、一生懸命、実習に取り組んでいきます。

(機関科  堀之内 友美 実習生)
 7月12日私たちは、昨今海賊行為の頻発している紅海・アデン湾周辺海域に入域し、海賊への警戒を行いました。
 海賊への警戒に伴い、実際に海賊からの襲撃を想定した海賊対処部署訓練が行われました。 訓練は乗組員が中心となって行われ、実習生は見学がメインとなりましたが、緊張感のある訓練を間近で見学することができ、非常に勉強になりました。 また、現場指揮官として隊員を指揮しつつ、先陣を切って海賊への対応を行う教官方の姿を見て、 少しでも近づけるよう残りの遠洋航海の期間中に貪欲に知識を吸収していこうと強く思いました。
 この海賊への警戒では単に海賊に対応する方法を学んだだけでなく、様々な資器材の取り扱い方法について再度確認することができました。 このことを現場に出てからも忘れず、将来に生かしていきたいと思います。


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