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第60期こじまだより第17号 想定訓練④(防火部署Ⅱ)

日時 平成26年7月5日
場所 地中海 (北緯28-51.7 東経011-18.5)
天気 快晴  気温 25.5℃  湿度 80%  風向 北西  風速 3.0m/s


船橋に火災の報告をする実習生
船橋に火災の報告をする実習生
ライフゼムと防火衣を着装する実習生
ライフゼムと防火衣を着装する実習生
要救助者を運び出す実習生
要救助者を運び出す実習生

 今回は第2回目の防火部署訓練を行いました。 前回の防火訓練では船舶火災の特殊性、消火方法を学び、第2回目となる本訓練では、前回の訓練の成果を踏まえた上で、指揮者としての指揮統率能力及び安全で適切な判断力の向上を目的に挙げました。
 今回の訓練の内容としては、船内の一室において火災が発生したため、防火隊を編成し消火に向かうという想定でした。 後部甲板上に資器材を準備し、そこから船内へとホースを展張、模擬放水するまでの一連の作業等を実施しましたが、防火衣とライフゼムを装備しながらの放水活動は、想像を絶する暑さを感じました。 実際の火災現場はもっと過酷だと思いますが、それに近い状況を体験でき作業の厳しさを学ぶとともに、体力も必要であることが肌で感じとりました。 また、現場での作業を安全、確実に行うためには、情報伝達をスムーズかつ正確に行う必要があり、情報を伝達し共有することが、いかに大切で難しい事かを知ることができた良い機会となりました。
 訓練も残すところ2回となりました。今回の訓練での反省点をしっかりと改善、共有しさらに実りある訓練ができるよう頑張っていきます。
(航海科実習生 岡田 弘行)

(航海科実習生 中村 佳佑)
 訓練を企画した実習生による練に練られた想定のため、火災の状況は実際の火災と同じ様に常に変化をし続けました。 私は前半に防火班、後半に総指揮付きを担当し、緊張感ある状態で、冷静な統率及び適切な判断を行うことは、困難であることを実感しました。 また、実習生同士考え合い、足りないところを補い合い、同期の絆を高めれる訓練でした。
 遠洋航海も残すところ1カ月程となり、訓練も残り少なくなってきました。 遠洋航海が終われば、次に船に乗るときは現場となることから訓練や日々の生活においても常に問題意識を持ち続け、残りの航海に臨んでいきたいです。

(機関科実習生 吉岡 翔平)
 今回行った防火訓練では、指揮統率能力の涵養が目的の一つとされていました。 私は前半に機関当直、後半に防火班を担当しました。大学校では学生寮を模擬船舶として何度も行った訓練ではありましたが、 狭くかつ揺れるため船内での状況把握は陸上のようにはままならず、指揮統率の困難さを実感させられました。 また、船内で防火衣やライフゼムを着装した状態での消火活動による体力の消耗とストレスは想像以上のものであり、指揮者の指示が予想以上に聞きにくい場面がありました。
 現場では様々な場面で指揮者を経験すると思いますが、実際に消火活動にあたる班員の状況も考慮し、適切な指揮統率ができるように残りの遠洋航海で学んでいきたいと強く感じました。


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