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第60期こじまだより第15号 人命救助部署訓練

日時 平成26年6月28日
場所 地中海 (北緯37-54.4 東経001-33.4)
天気 快晴  気温24.5℃  湿度79%  風向 東北東  風速3.0m/s


搭載艇で落水者を救助に向かう様子
搭載艇で落水者を救助に向かう様子
応急処置を行う実習生
応急処置を行う実習生

 「こじま」はヨーロッパとアフリカ大陸の間にあるジブラルタル海峡を抜けました。 そこでは、多数の船舶と行き合うことがあり、この海峡が地中海と大西洋をつなぐ海上交通安全上の重要な海峡であることを実感しました。 次の寄港地であるイタリアまであと数日の航海です。
 6月28日、地中海の真ん中で、遠洋航海において3回目の想定訓練となる人命救助部署訓練が行われました。 この訓練は航海中に人が海に落ちたと想定し、「こじま」の操船、搭載艇の迅速な揚降と操船、そして海中転落者の救助と、各々の役割の連携により目的を達成する内容でした。
 この訓練では、今まで学んできた各種の知識を組み合わせて使う事の難しさ、自身の想定の甘さなどを実感し、まだまだ未熟であることを痛感しました。 今回失敗した部分や足りなかった部分を十分に検証し、残り約1カ月となった遠洋航海で悔いの残らないように、しっかり実習に励んでいきたいと思います。
(航海科実習生 仲田 信之介)

(航海科実習生 中村 恒輝)
 今回の想定訓練は、同期の1人が海に落ちるという想定で、全体的に緊張感のある訓練でした。 また、本船に乗船している医務官にも参加していただき、傷病者に対するケアの方法や、傷病者を引き継ぐ医者の立場からのアドバイスなど、貴重な意見を伺うことができました。 医務官のご指摘のとおり、救助においては迅速かつ的確な応急処置が人命を左右するので、今回の経験を糧に更なるレベルアップを目指していきたいと思います。

(機関科実習生 衣笠 弘人)
 遠洋航海では、判断力や洞察力を磨くために、実習生自らが訓練の内容を企画し、実際に進行します。 今回の人命救助部署訓練では、私は企画班として訓練を企画、立案し、当日は訓練のコントローラとして参加しました。 訓練のプレイヤーとして参加することはありませんでしたが、企画、立案の部分ではどうすればよりよい訓練となるのか他のメンバーと話し合い、 想定を練ることは、いつもの訓練とはまた違う大変さがありました。さらに、当日の訓練では、予想より時間がかかったことや、 もっと想定しておくべきケースに気づかされるなど課題も多々ありました。次回の訓練では今回の経験を活かし、より多くのことを吸収していきたいです。


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