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第60期こじまだより第8号 応急操舵・機関応急・通信応急部署訓練

日時 平成26月5月19日(月曜日)
場所 太平洋
天候 晴  気温 15.0℃  湿度 69%  風向 北北西  風速 4m/s


応急操舵部署訓練の状況 1
応急操舵部署訓練の状況 1
応急操舵部署訓練の状況 2
応急操舵部署訓練の状況 2
機関応急部署訓練の状況 3
機関応急部署訓練の状況 3

(航海科 齋藤 祐哉 実習生)
 呉を出港して2週間が経ち、初めての寄港地であるサンフランシスコが目前に近づいてきました。 私達実習生は、初めての寄港地で過ごす日々を心待ちにしながら日々、訓練・実習に励んでいます。 5月19日には、多くの訓練の中でも初めての経験となる応急操舵・機関応急・通信応急部署訓練が行われました。 これは、船舶の発電機が停止し、メインエンジン、舵、通信機等の航海に必要な機器が使えない状況下における緊急時の対応及び故障原因の探求を行う訓練です。 船舶において、電気が使えないということは非常に危険なことであり、この時の応急措置は船舶事故を起こさないために非常に重要なものです。今回の訓練を通じ、改めて航海科・機関科・通信科の連携が大切であると認識することが出来ました。 将来は幹部海上保安官として、いかなる場合にも冷静、かつ適切な判断を下すことが求められます。 今後の実習においてもこのことを忘れることなく、実習生一同元気良く頑張っていきます。

(航海科 岩田 龍成 実習生)
 本訓練において航海科は、通常は電気を使ってコントロールしている操舵機を手動で動かし、自船を修理のため安全な海域に移動させることになっています。 私は、応急班として実際に舵を手動で動かしました。その舵の重みに安全運航、ひいては船の乗員の命を預かっている航海科としての責任を強く感じました。 また、多くの情報を集約し実際に操船の指揮をとる当直班と連携することで、緊急時こそチームワークが重要であるのだと再認識することが出来ました。

(機関科 衣笠 弘人 実習生)
 本訓練において機関科は、電源喪失(ブラックアウト)時にどのような対応をするかを訓練しました。 船内の電気を供給している発電機の故障により、電力の供給が停止すると船内の電気のみならず、暖房や給湯、調理に使われている蒸気を供給しているボイラーやエンジンなども停止し、船舶を運航する能力がすべて失われてしまいます。 そのため、機関科ではブラックアウト時に発電機及びエンジンの早期復旧や停止原因の究明が求められます。 本訓練は、これまで学んできた知識を総動員した、集大成となる訓練でしたが、情報の混乱や発電機復旧に時間が掛かったことなど、失敗が多く重なり、不甲斐無い結果となってしまいました。 今回の訓練で学んだこと、経験したことを今後の実習に活かし、より実りあるものにしていきます。


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