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第60期こじまだより第2号 投揚錨訓練

日時 平成26年1月11日(土曜日)
場所 岩国港沖(北緯34°10’ 東経132°18’)
天候 晴れ   気温 5 ℃  湿度 54 %  風向 北西  風速 5.5m/s


甲板にて投揚錨作業を行う実習生
甲板にて投揚錨作業を行う実習生
操船を行う実習生の様子
操船を行う実習生の様子
甲板から錨の状態を確認する様子
甲板から錨の状態を確認する様子
錨地の方位を測る実習生
錨地の方位を測る実習生

 新年を迎え、今年初めての航海実習は、航海科実習生を対象とした投揚錨訓練です。投揚錨とは、海底に錨を下ろす「投錨」とその錨を引き揚げる「抜錨」を行う作業で、海上において船舶を留めるために必要不可欠な運航技術です。
 訓練では、操船や投揚錨に必要な指揮、各種作業などを学びます。実習生1人1人が投錨地の選定から操船、投揚錨の一連の指揮要領や作業手順を計画し、実際に船を動かし、実践演習を行いました。
 訓練を通して、投揚錨という作業だけでも、通航船舶の状況、自船の速力、風力、風向、水深、海底の底質など多くのことを考え、その場所、時に適した判断を適確かつ迅速に行う必要があることなど、指揮者として求められる操船技術の一端を学べました。
 今後も、様々な実習、訓練がありますが、より多くの知識や技術を習得できるよう取り組んでいきたいと思います。

実習生のコメント

(航海科 小松 航平 実習生)
 本訓練では、各実習生が事前に投揚錨の実施計画を作成しました。訓練中、予定針路上を航行し、錨地まで向かう中で、風の影響の大きさを実感しました。投揚錨時の操船では、錨地に近づくに当たり、徐々に船のスピードを落とします。低速になるにつれ、舵効きが悪くなり、自分のイメージした通りに船を動かすことの難しさを改めて体感しました。普段の操船時においても、気象、海象の影響をより一層考えながら航海実習に取り組んでいこうと思います。

(航海科 志比 琢磨 実習生)
 本訓練では、各実習生が事前に立てた計画に沿って訓練を行いました。しかし、実際は周囲の状況が時々刻々と変化するため、事前の計画を実行するだけでなく、周囲の状況に対して臨機応変に対応する能力が求められました。
 私たちは1年後には航海士として現場で働くことになります。1人前の航海士に1日でも早くなることができるよう、今回の経験を生かしていきたいと思います。


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