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第59期こじまだより第31号 日本領海入域

日時 平成25年8月7日(木曜日)
場所 種子島東方沖
天候 晴れ  気温 30℃  湿度 73%  風向 南西  風速 4.0m/s


日本領海入域の位置を入れる実習生
日本領海入域の位置を入れる実習生
日本の島を探す実習生
日本の島を探す実習生

 呉を出港してから太平洋、大西洋、地中海、インド洋と世界の海を渡ってきたこじまが、8月6日、ついに波照間島を起点とする日本領海へ入域しました。長い船内生活にも慣れ、遠洋航海を楽しむようになった実習生も、久しぶりの日本に喜びを隠せない様子でした。
 あと数日で総航程約46,000km、95日間の遠洋航海も終わりを迎えようとしています。海上保安大学校の教育の集大成として行ったこの遠洋航海で、実習生は、技術、知識、応用力とこれから必要となる基礎を学ぶことができました。今後、今回学んだことを発揮し、組織に貢献できるよう頑張ります。
 シンガポール出港から生活を共にし、交流を深めたシンガポールとフィリピンのCoast Guard士官4名とは呉入港を持ってお別れとなります。実習生も約4カ月後には現場へ赴任し、これまでのように一緒に過ごすことはなくなります。寂しい面もありますが、それぞれの道で活躍できるようお互いに切磋琢磨していくつもりです。遠洋航海で一回りも二回りも成長した59期生の元気な姿を現場でお披露目できる日が楽しみです。
 平成25年度遠洋航海こじまだよりも今号が最終号となりました。これまでご愛読いただきありがとうございました。

実習生のコメント

(航海科 松本 祐樹 実習生)
 長いと思っていた遠洋航海も、気付けば残りあとわずかとなってしまいました。遠洋航海の出港前は、95日間という長い航海に対する不安や、長く日本を離れる寂しさの方が期待よりも勝っていましたが、実際に遠洋航海が始まってみると、これまで経験したことのないことに出会えたり、日本では学ぶことができないようなことを学べ、充実した日々を送ることができました。遠洋航海が終わり、あと4カ月ほどでいよいよ現場赴任となります。こじまでの乗船実習で学んだことを礎とし、現場で求められるであろう応用力を赴任してから必死で積み重ねていきたいと思います。

(機関科 五嶋 大樹 実習生)
 8月6日、とうとう日本の領海に入域しました。思い返せば5月7日に呉を出港してから早92日。日付変更線、パナマ運河さらにスエズ運河を超え、4カ国、5つの港に寄りながらの世界一周という長く厳しい航海をしてきました。
 もうすぐ終わりが見えてきましたが、入港後には試験も控えており、現場赴任も間近に迫って気を緩めている暇はありません。遠洋航海の総仕上げとして残りの日数を全力で過ごしていきたいと思います。

(シンガポールPolice Coast Guard  Malcolm Loke)
 I am very touched by the warm hospitality that was extended to me over the past 2 weeks.
 I strongly believe that I have sailed with some of the finest young men and women of Japan. I was very impressed by the high level of professionalism, vigor, and endurance that was exhibited before my very own eyes. It was a challenging voyage but nevertheless was conquered with sheer grit and determination.
 Thank you for this opportunity to be part of this voyage.
 2週間にわたり、こじまの皆さんにあたたかく歓迎していただきとても感動しました。
 日本の素晴らしい若者と共に航海しているのだと強く感じます。高レベルのプロ意識、元気の良さ、忍耐力を目の前で見ることができて、とても感銘を受けました。この航海は挑戦しがいのあるものでしたが、それ以上に真の決断力や根性を学ぶことができた航海であったと思います。
 このような航海に参加する機会をいただき、とても感謝しています。
 (仮訳 機関科 宇佐美 千佳 )


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