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第59期こじまだより第30号 実習生所定訓練及び結索競技会

日時 平成25年8月7日(木曜日)
場所 種子島東方沖
天候 晴れ  気温 30℃  湿度 73%  風向 南西  風速 4.0m/s


破口を塞ぐ実習生
破口を塞ぐ実習生
消火活動に当たる実習生
消火活動に当たる実習生
脚立に結索を行う実習生
脚立に結索を行う実習生

 8月5日、実習生所定訓練を行いました。この訓練では、これまでの乗船実習で行った訓練の反省点を踏まえ、今の自分たちに最も必要な訓練を実習生が起案し、防火及び防水訓練を行いました。現場赴任を目前にした最後の訓練ということもあり、それぞれが高い士気を持って訓練に挑みました。訓練は外の温度30度に負けないくらい熱気を帯び、自らが納得できる訓練で課題を克服できたと思います。
 また8月7日には、結索競技会を行いました。結索競技会では、実習生が6つのチームに分かれ、普段から作業などで活用している索の結びを行い、スピード・美しさ・正確さ・チームワークを競いました。どのチームも日頃の鍛錬の成果を発揮し、白熱した戦いとなりました。この技術は継続して行うことが大切です。初心を忘れず今後も頑張ろうと思います。

実習生のコメント

(航海科 小粥 美佳 実習生)
 実習生所定訓練において、防水訓練では、破口修理班の班長として破口が傾斜のある船側にできたという仮定の下、船内のあらゆる道具を使って破口を塞ぎました。また、防火訓練では、第二防火班の班長として、防火衣・ライフゼムを装着した班員の安全を第一に、限られた人材で危険区域での消火活動にあたりました。それぞれの訓練を通じ、リーダーシップを執る難しさと普段からのイメージトレーニングの重要性を実感しました。想定訓練はこれが最後でしたが、これらの経験を踏まえ今後の海上保安業務に活かしていきたいと思います。

(国際航海課程 杁江 光志 研修生)
 遠洋航海最後の訓練として基本結索、固縛、ホーサー結索の3種目で競われる結索競技会が日本近海で実施されました。実習生は、みな事前練習を十分に行い、真夏を感じる灼熱の飛行甲板上で正に白熱した訓練となりました。
 結索方法の「正確さ」もさることながら、結索流れの「美しさ」、動作の「機敏さ」、結索時間の「速さ」も求められ、競技会の名に恥じない採点基準で、ロープに遊ばれない様に真剣な面持ちで訓練に挑んでいました。
 実習生に貸与されている訓練用ロープは、呉出港時の真新しさが無くなりました。各種訓練で使用され、実習生の多くの汗を染込み、自分の一部となっているロープを見て、遠洋航海における実習生の高い満足度を感じ取る事が出来ました。
 遠洋航海の終わりも間近ですが、この高い満足度を損なわないためにも、呉入港で係留索を止め切るまで、正に子綱を美しく締め上げるごとく、気を「締め付けて」職務に当たりたいと感じました。


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