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第58期こじまだより第21号 防水部署訓練について

日時 平成24年7月1日(日曜日)
場所 北緯37度42.6分 東経010度38.6分
天候 晴れ   気温 25.3 ℃  湿度 75 %  風向 南東  風速 5.5m/s


破口応急修理作業を行う実習生
破口応急修理作業を行う実習生
排水を行う為、ガソリンポンプを準備する実習生
排水を行う為、ガソリンポンプを準備する実習生
教官、実習生による検討会の様子
教官、実習生による検討会の様子

 7月1日、地中海に浮かぶシチリア島(イタリア)の南方海域において防水部署訓練を実施しました。
 この訓練は、船が浸水した際に浸水を防ぐ破口応急修理や浸水した海水の排出等を行い、自船の安全を確保する為の緊急事態に備えた訓練です。
 今回の訓練では、始めに、防水設備、資機材の役割及び取扱いを理解するために防水設備等に関する座学を行い、甲板上で実際に浸水に見立てた水を噴出させながらの浸水を止めるための破口応急修理の基本訓練を行いました。
 更に応用訓練として、こじまの舵機室に破口が生じ浸水してきたという想定の下、実習生が主体となり現場指揮や防水班、応急班等それぞれの部署配置に分かれ、浸水発見から応急修理等一連の想定訓練を行いました。
 全ての訓練終了後、教官と実習生で検討会を行い、訓練の反省点や問題点を話し合い、まだまだ多くの課題があることを改めて理解しました。
 遠洋航海はもう仕上げの段階に入ろうとしています。今回の反省点等は次回想定訓練に繋げ、より完成度の高い訓練を行いたいと思います

実習生のコメント

(航海科 石森 裕貴 実習生)
 防水部署訓練で想定されるような緊急時には、船体に空いた破口を素早く確実に応急修理することが要求されます。
 今回の訓練では破口応急修理を行いましたが、甲板上で噴出させた水は想像していたよりも水圧が強く、作業しているときは力を加え続けなければいけませんでした。
今回の訓練に限ったことではありませんが、限られた人数の中で迅速に作業を行うためには指揮者を中心としたチームワークが要求されます。残りの訓練も数少なくなってきましたが、  今後の職務に生かせるよう各種訓練を実りあるものにすべく、引き続き尽力していきたいと思います。

(機関科 上野 貴大 実習生)
 私は今回の想定訓練において防水班でしたが、主な役割としては破口から侵入してきた水をガソリンポンプ等を用いて排水することでした。
 排水作業は破口の修理と並行して行われ、かつ迅速に排水しなくては、船内にどんどん水が入ってきてしまいます。
 今回は想定訓練であったので実際に浸水はありませんでしたが本当に浸水していたらと思うと、自然と緊張感も高まりました。
 遠洋航海もすでに半分の航程が終了しました。この調子で最後まで気を抜かず頑張っていこうと思います。



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