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第58期こじまだより第6号 ブラックアウト訓練(第1回)

日時 平成24年5月24日(木曜日)
場所 北緯20度30.4分 西経141度7.0分
天候 晴れ   気温 21.7 ℃  湿度 69 %  風向 東  風速 12.0m/s


舵の手動操作
舵の手動操作
通信機器の確認状況
通信機器の確認

 ホノルルを出港し、初めての訓練が行われました。
 この訓練は、狭水道航行中にこじまがブラックアウト(停電)し、舵故障・エンジン停止・通信機器使用不能という想定の下、航海・機関・通信の各科で 安全航行を確保するための応急措置の手順を確認するとともに機器の復旧を行い、危機管理対応能力を習得するものです。
 実習生は訓練を通して反省すべきことを多く学び、今後の訓練へのステップアップを誓っていました。

実習生のコメント

(航海科 米山 将平 実習生)
 今回の訓練において航海科は、船橋での舵の制御ができなくなったため操舵室において舵を直接操作しなければならない状況でした。
 航海中において舵が使えないことは衝突や乗り上げの可能性があり非常に危険です。
 それを回避するためには船橋と舵機室の円滑なコミュニケーション及び作業の効率性がより求められます。
 この訓練はそれらの涵養において非常に充実したものとなりました。
 今後の訓練においても現場を想定し、1つ1つの訓練を全力で挑みたいと思います。

(機関科 三原 孝太 実習生)
 機関科実習の集大成とも言えるブラックアウト訓練が今回行われました。
 この訓練は船内電源が喪失し、主機(エンジン)が停止するところから始まります。
 航行中に船内電源を失うと、航海機器、通信機器が使用できなくなり大変危険です。
 いかに早く船内電源を復旧させ、各機器を立ち上げるかが重要となります。
 本訓練では船内電源の復旧、主機の起動についてはある程度スムーズに行うことができましたが、エンジニアとしての機器に対する配慮を欠く部分があり、 自分たちの力を見直す良い機会となりました。
 次の第2回訓練では今回の反省を活かして機関科実習生一同一丸となって取り組んで行きます。

(通信科 上田 敏寛 実習生)
   今回、通信科は2人1組のペアになって想定訓練を実施しました。
 発電機による電源の供給がストップした時、蓄電池によって供給できる電力、使用できる機器には制限があります。
 こういった過酷な状況にあって、いかにして船内での情報共有ができるか、船舶交通の安全を確保できるか、迅速かつ的確な判断ができるかが重要となってきます。
 機器の立ち上げの流れを知識で確認するのと、実際に行うのとではやはり大きな違いがあります。
 今回学んだことをしっかりと自分のものにし、次の訓練に活かして行きたいと思います。


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