ここから本文

第58期こじまだより第8号 ドック実習開始

日時 平成24年2月9日(木曜日)
場所  和歌山県由良港内(三井造船㈱由良修繕部)
天候 曇り  


ドライドック
ドライドック
タグボート曳航中 
タグボート曳航中

  練習船こじまは、中間検査のため、2月7日に呉を出港し、和歌山県由良港にあるドック(三井造船㈱由良修繕部)へ向け回航しました。 中間検査とは、車に例えるなら「車検」のようなもので、船体や機関の安全性などを維持するために必ず受けなければならない検査のことです。 この検査を受けるに当たり、事前に整備・修理などが必要となりますが、これらをドック(造船所)で行います。
 8日早朝にドックの岸壁に入港しましたが、その際と翌9日のドライドック入渠の際にタグボートが使用されました。造船所から派遣されたドックマスターが こじまに乗船し、タグボートを使ってこじまを誘導するためです。
 こじまがドライドックに入渠し、係船作業が確実に実施された後は、ドライドック内の海水が全て排水され、船体は「盤木」と呼ばれる台座の上に 載せられた状態で、整備・修理が開始されました。
 ドック実習では、航海科実習生は教官とともにドック作業の監督業務を始め、配管や甲板上の錆打ち作業等を、また、機関科実習生は教官の 指導を受けながらエンジンの分解整備、検査を始め、清掃作業等を行います。
 これまでの実習では、遠洋航海や国内航海を通じて大海原を舞台に船を酷使してきたところですが、このドックでの1ヶ月間は、こじまへの感謝の念と 愛情を持って一生懸命に整備していきたいと思います。

実習生コメント

(航海科 宮本 春加 実習生)
 和歌山県由良港にある周囲を山に囲まれたドックは、私が想像していたよりも遥かに大きく、特に至る所に設置されているクレーンの大きさには圧倒されました。
 港内に入った時、こじまにボートを接舷させ、作業員の方々がこじまに乗り移り、慣れた手つきでタグラインを取っていく様子を見て、今までの航海実習とは全く 違うことが始まるのだと実感しました。
 これまでの航海実習で、航海科としての操船や作業を徐々に身に付けてきましたが、それらは船に関する知識のほんの一部にしか過ぎないのだと思います。 これから1ヶ月間、ドックで新たな側面から船を見つめ、新しい知識を貪欲に得ていこうと思います。

(機関科 新谷 和也 実習生)
 機関科実習生は、ドックにおいてエンジンの分解整備やその他機関の整備などを行います。今までの航海実習においては、機関を運転する立場で実習に 臨んでおりましたが、今回は実際に機関の詳しい機構などを目で見て触って学ぶことができるので、座学で学んできたことをこの実習でリンクさせ、さらに機関に 関する知識を深めていきたいと思います。この実習が終われば卒業まで後わずかですが、引き続き気を緩めずに精進していきたいです。


このウィンドウを閉じる