卒業生の声

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卒業生の近況一覧

第一管区

写 真 卒業生の声
前部作業で指揮をする様子

前部作業で指揮をする様子


(1)現場に出て頑張っていること
 私の勤務する稚内では、ロシア極東地域からのカニ・ウニ等の輸入が盛んに行われています。ロシア関係船舶は、中・小型で、かつ、船齢が古い船舶も多く、機関故障や、経年劣化による船舶火災等も度々発生します。冬の味覚を守るためにも、立入検査等の機会を利用して、積極的に安全指導を実施しています。

(2)在学中にやっておけば良かったと思うこと
 自分に不足していることは、丁寧で確実な仕事をする能力だと思います。「仕事は50点でもいいから迅速に」と聞いたことがある人もいると思いますが、「50点」の仕事では、上司や同僚に迷惑をかけてしまいます。在学中には様々な提出物を作成する機会がありましたが、「50点」の内容で満足していたことを後悔しています。

(3)在校生に言いたいこと
 学生祭実行委員会や、学生国際会議、夏の有志巡航など、海上保安大学校でしか経験できないことを、一つでも多く経験して欲しいと思います。赴任先では、同期と一緒に働くことの方が少ないので、様々な機会を利用して、上級生や下級生とコミュニケーションを深めておくことをおすすめします。

搭載艇揚降の様子


(1)現場に出て頑張っていること
 カメラなど各種資機材の取扱、搭載艇の操船方法や甲板作業等、学校時代学べなかったことの勉強を頑張っています。主任だからこそ種々の作業ができなければなりませんし、また機関科が係留索を扱うこともあります。あらゆる事象に対応できるよう、色々な能力の向上に努めています。

(2)在学中にやっておけば良かったと思うこと
 文章能力をつけること。書類作成において、非常に説明しづらい状況を文章化しなければならないことがしばしばありました。レポートや訓練実施要領など書類を作る際、おざなりにしたり、過去資料のコピーで済ませたりするのではなく、毎回推敲していたらもう少し文章能力がついていたのではないかと思います。

(3)在校生に言いたいこと
 今は、思いっきり趣味を楽しむことをお勧めします。緊急出港を考えずに週末を過ごせたり、長い休みをもらえたりするのは今だけですので、今しかできないことをすると良いと思います。また、趣味がもたらす恩恵は在学中も現場に出てからも同じです。必要な勉強をしつつ、自分のしたいことに没頭してはいかがでしょうか。

航海当直の様子


(1)現場に出て頑張っていること
 初めての現場で初めての経験ばかりの中で、当直士、主任機関士として様々な仕事を任されます。まだまだ分からないことが多いですが、早く教わる立場から教える立場に変われるように、日々頑張っています。

(2)在学中にやっておけば良かったと思うこと
 現場では、特修科研修生や語学研修生の方々と一緒に仕事をする機会が多くなるので、在学中に同期以外の人とも人間関係を築いておけばよかったと思いました。勉強面では、海事関係法令をより重点的に勉強しておけばよかったと思っています。

(3)在校生に言いたいこと
 勉強を頑張るのはもちろんですが、一緒に楽しく遊んだり、困った時に助けてくれる同期との絆を育むことも同じ位大切だと思います。みんなで助け合いながら頑張ってください。

入港作業中の様子


(1)現場に出て頑張っていること
 本船の主要任務であるしょう戒配備において漁船等の被だ捕・被銃撃防止に尽力し、日々の生活では、「羅臼おろし」に鍛えられている現況です。
 また、少しでも早く周囲の期待に応えられるよう、日々、船務・業務遂行能力の向上に努め、何事にも積極的に取り組んでいます。

(2)在学中にやっておけば良かったと思うこと
 現場に出て一番苦労していることは、自分の考えを相手に伝えることの難しさです。特に船内研修実施時・報告書決裁の度に痛感しています。
 大学において学生による議題を設定しての意見交換会及び講義の経験を多く積んでおくべきであったと思います。

(3)在校生に言いたいこと
 初任地において、主任の士という立場になることに不安はあると思いますが、何事も前向きに一生懸命に取り組み、諸先輩の方々の意見を素直に聞き入れることが大事であり、そのことを実践すれば自ずと他の乗組員との信頼関係が構築できます。
 在学中は、訓練・研修等に積極的に取り組み、知識・技術の習得に努めてください。