学校案内

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卒業後の進路

海上保安大学校本科を卒業し、専攻科を修了すると、実用英語能力、国際関係知識等の国際業務対応能力の習得を図るとともに、現地赴任に当たり必要な実務能力を取得させることを目的とした研修科国際業務課程へ進みます。
 国際業務課程修了後、初級幹部として巡視船等に乗り組み、海難救助、海上環境の保全、海上における犯罪の予防、海上交通の安全の確保等の海上保安業務に従事します。

また、希望と適性により、航空機のパイロットとしての教育を受けた後、航空要員として海上保安業務に従事します。

その後、本庁・管区本部等の陸上勤務となり、海上保安行政の企画・立案あるいは各省 庁等との協議・調整等の職務に従事することになります。 ---> 海上保安業務の紹介

海上勤務

その後も基本的には海上勤務、陸上勤務を交互に経験しながら、海上保安官としてのキャリアを身につけ、管区海上保安本部、保安部及び大型巡視船などの長として、海上保安行政を担います。

また、一部には大学校教官、特殊救難隊、潜水士、国際取締官などの分野に進む者、更には海外・国内留学や国際機関・在外公館勤務・他省庁への出向を一時期経験する者もいる等多くの卒業生が各方面で活躍しています。

航空勤務

先輩の声

安倍 拓野さん

八戸海上保安部 巡視船まべち主任航海士

 私は、大学で長年生活を共にしていた同期と離れ、平成25年の春、八戸海上保安部巡視船まべちに着任しました。
 八戸海上保安部は、全国でも有数な好漁場を抱え、重工業も盛んな八戸港を管轄しています。
 八戸沖は、夏場は霧が立ち込めるため視界が悪く、船舶の往来も多いため、海難対応に追われることが多いです。
 また、八戸管内には原発関連施設も多く点在しているため、テロ行為に備えるなど、日々、警備業務を行っております。
 現場では、警備救難業務といった様々な業務を行っています。体力的に厳しい状況に置かれることもありますが、その全てにやりがいがあり、緊張した空気を感じることができ、とても良い経験になっています。
 それでは、みなさんの着任を心からお待ちしております。

安藤 美緒さん

東京海上保安部 警備救難課

 私は大学校卒業後、下田海上保安部での巡視艇勤務を経て、現在は東京海上保安部警備救難課の警備係をしております。
 東京港は日本の主要な国際貿易港のひとつであるとともに、水上バス・クルーズ船・島嶼部等へのフェリーの利用や、臨海部の施設における大イベント等の開催も多く、人が集約するところです。
 その港で日々海上警備、テロ警戒、外国船サーチ、海上事犯の取り締まりなどを行っています。
 東京ならではの仕事も多く、他機関と密に連絡を取りながら業務を行う毎日は、大変なこともありますが、とても刺激的です。国民の役に立つ仕事ができるように努力していきたいと思います。

松本 和之さん

国土交通省 海事局 安全政策課

 私は、日本の海を守りたいと強く思い海上保安大学校へ入学することを決めました。
 海上保安大学校では、同期と力を合わせ端艇訓練や遠泳訓練など様々な訓練に励むとともに法律や船に関する勉強をすることで、充実した学生生活を送ることが出来ました。また寮生活を通して仲間達との絆を深めることが出来ました。
 卒業後、船艇での国境警備や密漁取締など経験し、現在は国土交通省海事局で仕事をしています。

阿部 基子さん

釧路海上保安部 巡視船そうや 首席航海士

 卒業は10年以上前となりましたが、海上保安大学校での4年半という期間の中で得た知識、経験、人間関係、そして学生生活の思い出は、現在の私を支える力強い土台になっています。
 卒業後は、船艇・陸上の勤務を交互に経験してきましたが、船艇勤務では乗員が一丸となって業務を成し遂げる充実感を、陸上勤務では海上保安庁内だけでなく外部の方々とのつながりを得ることが出来ました。
 現在私は、釧路海上保安部所属巡視船「そうや」に首席航海士として勤務しています。
 「そうや」は船齢30年を超える老齢船ですが、まだまだ現役で警備・救難業務にあたっています。
 また、唯一の砕氷能力を有するヘリコプター搭載型巡視船として、年に一度の海氷観測にも携わっています。
 私にとっては初めての勤務地であり、まだまだ勉強の日々ですが、充実した毎日を送っています。