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大学ニュース(平成29年度)

平成29年度第1回防火訓練

 平成29年4月13日、本科学生204名は寮内での火災発生時における安全かつ迅速な避難救護活動及び初期消火活動ができることを主な目的として第1回防火訓練を実施しました。学生らは消火器材や寮内の防火設備を実際に使用することで、その機能や適切な使用方法について演練するとともに、終始大きな声を出し、手順を確認するなど、積極的な姿勢で臨んでいました。
 入学後初めて訓練に参加した新入生らは、各資器材の取扱いに苦戦する場面もありましたが、上級生からの指導をしっかりと聞き、消火活動等に関する基本的事項の習得を図ることができました。
 以下は訓練に参加した学生のコメントです。


 今回の防火訓練は1学年にとって初めてであり、消火活動及び人命救助の基礎や煙内歩行の方法について学ぶことができました。海上保安大学校の防火訓練では、スモークマシンによって実際に視界の悪い状況化で訓練を実施することができ、火事が起きた際の対処法についてより深く理解することができました。消火活動や人命救助では、声の大きさで指導を受けることが多くありました。実際の現場では、大きな騒音により声の届かない状況が考えられ、声の大きさの指導を受けるような状態では周囲の人に声を伝えることができないということを知り、意思疎通の重要性と難しさを体感することができました。これから何をどのようにすれば周囲の者と意思疎通を図ることができるのか、また集団の中でどのように動けば良いのかを考え、広い視野を持てるよう努力していきます。

本科第1学年 永吉 春道  


 今回の防火訓練は今年度初めての訓練であり、また1学年にとっては入学してから初めての訓練となりました。私たち2学年は昨年得た知識を再確認するとともに、今まで以上に理解をして本訓練に臨み1学年に説明を行いました。私自身も初期消火に関する説明を行い、わかりやすく説明するにはどのようにすればよいのかを考えるよい機会となりました。今回の防火訓練での反省を踏まえ、人にわかりやすく説明できるよう理解を深め今後の防火訓練、さらに実際に火災が発生した場合に迅速な行動や冷静な判断ができるよう努力していきます。

本科第2学年 浜田 大  


 今回の防火訓練の目的のひとつに「4学年の指揮統率能力向上及び2~4学年の指導能力の向上を図る。」がありました。私は本訓練に3学年という立場で、この目的を強く意識しながら臨みました。指導というものは3学年になった今でも私自身の課題のひとつであり、下級生、特に入学したての1学年に対して、海上保安大学校学生寮における防火設備の使用方法や避難方法をいかに適切にわかりやすく指導するか考えさせられます。本訓練では4学年の指導を参考にしながら積極的に下級生を指導し、自身の指導能力が向上できるよう努力しました。4学年の指導と比較すると自分の指導や説明には言葉足らずであることころがあり、反省すべき点がありました。しかし反省すべき点を確認することができたということは、本訓練は実りある訓練であったと思います。次回の訓練では本訓練での反省事項を活かし、より高レベルな指導を行えるようにしたいと思います。

本科第3学年第Ⅰ群 松本 穂高  


 今回の防火訓練は新年度、新しい班体制となって初めての訓練でした。本訓練において4学年に求められることは、指揮統率能力の発揮です。まだ海上保安大学校に慣れていない1学年、その他の学年に対しても的確な指示を出さなければなりません。私は本訓練を通して火災が発生しているという想定のもと正確かつ迅速な判断が求められる状況で、班員全員が速やかに避難できるように指示することは非常に難しいことであると感じました。また、災害が発生した場合の適切な消火方法や救助方法を習得しておくには多くの知識と経験が必要であるということを実感しました。
 今後、様々な訓練が行われますが、どの訓練でも適格な指示が出来るよう日々の生活から指揮統率能力の向上に努めていきたいと思います。

本科第4学年第Ⅱ群 堀切 友梨佳  




毛布を使用した消火訓練の様子

避難梯子取扱い訓練の様子

煙内歩行訓練の様子