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大学ニュース(平成27年度)

平成27年度新入生歓迎カッター競技大会

 平成27年4月29日、新入生歓迎カッター競技大会を海上保安大学校前面海域にて行い、本科学生および特修科研修生が参加しました。当日、本科学生は午前中に防火訓練を終えた後、続けての競技会となりましたが、午前中は怪しかった空模様も午後にはすっきりとした晴天となり、絶好の競技会日和となりました。レースは片道300メートルを往復する計600メートルのコースにて行い、本科7チームと特修科2チームの計9チームが優勝を目指しました。

 以下は大会に参加した本科学生および特修科研修生のコメントです。


本科1学年 伊藤拓巳  

 今回、新入生歓迎カッター大会に参加して強く感じたことは、協力することの大切さでした。カッターは艇長(舵を握る人)と艇指揮の下、12名のクルーで漕ぎます。その全員の息が合った時、カッターは最大の力で前へ進むことができます。もちろん各個人の力や体力による所もありますが、それ以上に息を合わせることが何よりも重要です。
 カッターをより速く進ませるために、私たちは限られた時間の中で一生懸命に練習を行いました。惜しくも勝つことは出来ませんでしたが、練習や本番の競技会を通してカッターの漕ぎ方や乗艇時の注意点だけでなく、同期との絆の大切さも学ぶ事ができました。
 今回の経験を活かし、これからも同期と共に協力し合いながら学校生活を送っていきたいと思います。


本科1学年 高木 淳  

 私は本競技会前日、一緒に乗艇する同期の足を引っ張ってしまうのではないかととても不安になっていました。しかし、当日は上級生や同期の励ましの声でそのような不安は解消され、「絶対に勝ってやる」という強い気持ちで挑むことができました。カッターを漕いでいる途中も、上級生から速く漕ぐコツを教わったり、同期と声を掛けあったりして全員で協力し合うことで、艇全体の雰囲気と技術を向上させることができたと思います。
 今回の競技会を通して、学生間での信頼関係や絆をより強固にすることができました。この経験をこれからも続くカッター訓練のみならず、日々の寮生活にも活かしていきたいと思います。


本科2学年 護摩所 賢斗  

 私は今回のカッター競技大会に、自らも漕ぎながら1学年の様子を見なければならない立場で参加しました。1学年の様子を見ていると、初めての行事ということもあり、活き活きとしているという印象を受けました。
 競技会の前に1学年はカッター訓練を数回行うのですが、今回は訓練時の数倍の距離を漕いだため、競技中は疲労から辛そうにしている者もいました。しかし、班の同期とお互い声を掛け助け合いながら乗り越えていました。
 今回の経験で、1学年は入寮してから共につらいことを経験してきた同期の大切さ、同期との絆を感じることができたと思います。この絆を大切にしてこれからの大学校生活を過ごしてもらえればと思います。私自身も、1学年を見ることにより改めて同期の大切さを感じました。今後も同期を大切にして生活しようと思います。


特修科 林 充  

 私たち特修科研修生は、海上保安学校時代に部活や訓練でカッターを漕いだことがありますが、多くの者は現場に配属されてから全くカッターを漕いでいないため、号令詞や要領を思い出すことから始まりました。前日の夜に集合し、カッター部に入っていた者を中心にイメージトレーニングを開始。すぐ終わるはずが思わず熱が入り、消灯巡検間際までイメージトレーニングを続けました。
 当日の天気は快晴。本競技会が今年度特修科初の団体での取り組みであり、絶対優勝することを目標に特修科2チームは予選に臨みました。それぞれ予選は1位で通過して決勝に進出し、決勝では特修科のチームが優勝することができました。
 現場に出ると、業務以外で同僚と一緒に汗を流して同じ目標に向かって取り組む機会は少ないため、このような機会はチームワークの強化や競争心を養うために大切なことであると感じます。今後もこのような機会で切磋琢磨して同僚と何事にも取り組み、業務に繋げていきたいと思います。

             
出港時の様子 艇の上でレース前に気合十分白熱したカッター競技会の状況