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大学ニュース(平成25年度)

ロンドン大学東洋アフリカ学院ヴェルナー・メンスキー教授による講演

   

 12月12日(木)、海上保安大学校では、ロンドン大学東洋アフリカ学院ヴェルナー・メンスキー教授を招へいし、学生及び研究生に対して講演を開催しました。メンスキー教授は、海上警察学講座 河村教官が実施している海上保安機関の能力開発に係る研究の客員研究員となっており、その研究会に合わせて、来日したものです。
 メンスキー教授は、比較法学を専門として、インド法を中心に研究しており、アジア、アフリカ諸国の法に精通しています。また、今までに、他の日本の大学でも講演を実施しています。
 今回の講演では、「グローバル化における法の理論と実際」をテーマとして、多元的法体制(リーガル・プラリズム)へのアプローチの方法に関して講演されました。グローバル化が進む中、国家法だけでなく、慣習法や宗教に基づく法など、さまざまな法体制が世界に存在する中、どのようなアプローチで分析すべきなのか、またそれを利用してどのように実際の事案に適用していくことができるのか解説され、実際のインドとスリランカとの海上紛争に関する事例を取上げていただくなど、低学年の学生にもわかり易い内容でお話されました。
 国際的でアカデミックな講演を、大学校長及び副校長をはじめ、本科学生、AJOC研修生及び国際業務課程研究生等約200名が聴講しました。今後とも、国際的な感覚の涵養のため、大学校では、外国人講師により講演等を行っていきたいと考えています。