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大学ニュース(平成25年度)

10日間の耐寒訓練終わる

 1月27日から2月7日までの10日間、耐寒訓練が行われ、1学年から3学年の本科学生及び特修科研修生の計166名が参加しました。
 本訓練は8日間の早朝訓練と2日間の競技会で構成されています。厳冬期に、端艇、武道等の諸訓練を実施することで、強靭な精神力と体力の練成及び各訓練種目の技術向上を図るとともに、体調を維持し、長期間における訓練を完遂する自己管理能力を養成することを目的としています。昭和27年1月から毎年行なわれている開校以来の伝統行事で、今回で63回目を数えます。
 早朝訓練期間中、学生研修生は午前6時に起床し、準備運動で体を暖め、端艇、柔道、剣道、逮捕術及び長距離走の5種目に分かれて訓練を行いました。
 総仕上げとなる競技会は、各々白熱した競技となり、耐寒訓練の締めくくりに相応しいものとなりました。

   
              

本科第1学年 菅家 湧太
 凍てつくような寒さの中で、私にとって初めての耐寒訓練が始まりました。
 まだ薄暗い早朝にカッターへ乗り込み、同期や上級生と互いに気持ちを鼓舞しあいながら漕いでいると、終盤には暑さと共に心身の充実を感じました。
 また、訓練の後半には寒さと疲労から身体が思うように動かず、怪我につながりかねない場面が多くなり、どのような状況においても自己管理を怠ってはならないことを改めて実感しました。
 今回学んだこと、培った気力や体力を糧に、来年度の耐寒訓練も乗り越えたいと思っております。

本科第1学年 川合 菜月
 私は本校へ入学する以前から、剣道をやっておりましたが、まだ日も出ていない時間帯から竹刀を振るのは初めての経験でした。
 冬の朝に裸足で歩く道場の床は想像以上に冷たいものでしたが、同期と励ましあいながら乗り越えた結果、体力的にも精神的にも成長することができたと感じております。
 初めての耐寒訓練で、大変ではありましたが、終えた後の達成感は非常に大きなものでした。今後も、様々な場面において厳しく感じることがあると思いますが、今回の経験を糧に、どんな困難も乗り越えていきたいと思っております。

本科第2学年 桝本 将弘
 昨年度と同様に、凍りつくような寒さの中でカッターを漕ぐこととなりました。特に、早朝訓練の集大成である耐寒訓練競技会では、雪が吹き付け、海上は大変な寒さでしたが、艇上の全員が一致団結し、訓練での成果を遺憾なく発揮しました。共に訓練に臨む者同士でお互いに励まし合い、協力することの大切さを実感した2週間でした。

本科第2学年 深浦 勝紀
 耐寒訓練期間中は連日冷え込み、また早朝に行われたことから、大変過酷な環境下での柔道の訓練でした。しかし、そのような厳しい状況を耐え抜いたことで、心身ともに大きく成長することができ、非常に有意義な訓練となりました。
 本訓練で得た経験を、今後行われる種々の訓練にも活かしていき、何事においても忍耐強く取り組む所存です。

本科第3学年 関川 秀雄
 厳しい寒さに打ち勝つために、逮捕術の訓練においては、同期と共に声を張り上げながら素振りや打ち込みを行いました。同期との連帯感は、厳しくかつ寒い訓練を乗り越える気力を生み出してくれました。
 卒業後は、厳しい訓練や極寒の中での業務など、過酷な現場が待っています。仲間と一緒に乗り切ることの大切さを忘れず、困難に立ち向かう所存です。

本科第3学年 山下 晃典
 長距離主任指導学生として、本訓練の目的である「気力体力の錬成、自己管理能力の養成」の達成に向け、訓練を計画し、また、学生研修生の指揮統率に当たりました。厳しい環境下で他人を指揮統率することの難しさを痛感しましたが、昨年までとは異なる立場での参加となり、大変有意義な2週間であったと感じております。
 如何なる状況においても適切な指揮統率ができる海上保安官を目指して、これからも精進して参ります。

特修科 岩﨑 遼太郎
 凍える寒さの中カッターを漕いだ初日は、2週間を乗り越えられるか不安でしたが、耐寒訓練より厳しい現場の訓練で培った気力と体力で、黙々と漕ぎ続けた結果、難なくこなすことができました。
 4月からは、耐寒訓練を乗り越えた気合いを持って、現場に復帰したいと思っております。