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大学ニュース(平成24年度)

本科第3学年の端艇帆走巡航

 8月28日から8月30日までの3日間、本科60期の第3学年44人(うち女子3人)が端艇帆走巡航を実施しました。
 この巡航は、練習船こじまの乗船実習の一環で行なわれるもので、帆走による端艇の航海実習を通じて、慣海性及び協調性を涵養、端艇運航法の修得及び気力・体力の錬成を図るとともに、 学生自身で航海計画等を立案することにより、自主性及び管理能力も涵養することを目的として実施しています。
 初日は程よい風を受けながら元気に大学校を出港しました。
 2日目は3日間の内で最長となる約40kmを航海。
 最終日は正午までには3艇とも無事に大学校へ到着し、倉橋島を反時計回りで一周する総航程約35km、2泊3日の航海を完遂しました。
 海保大に戻ってきた学生達は、皆元気に上陸し、とても充実した表情をしていました。


【学生のコメント】 

                          本科第3学年第Ⅰ群 大岩 恭平

 私は今回の帆走巡航では総括として3学年全体をまとめ、巡航を企画・発案する役割を行いました。その中で私が身にしみて感じたことは、全体をまとめることの大変さ及び重要性です。
 航路選定や航海計画の立案等の事前作業、帆走巡航当日の帆走や錨泊など様々な場面で全体が1つにまとまらずに大変な思いをすることがありました。
 しかし、それと同時に同期という存在の大きさにも気付くことが出来ました。同期がいるからこそフォローしあい、それらの困難を打開して前へ進めるのだと思えました。
 この帆走巡航はこれから始まる乗船実習のスタートラインでしかありません。
 しかし、この帆走巡航で確信できた同期の絆や大切さといったものを糧として私は乗船実習をより有意義なものになるように精いっぱい頑張っていきたいと思います。


                          本科第3学年第Ⅰ群 志比 琢磨

 今回の帆走巡航は、私にとって夏休みの有志巡航に引き続き2回目の帆走巡航でした。
 当初は有志の巡航に比べ技術等が不足しているのではないかと心配しましたが、当日は、ヨット部、カッター部、有志巡航経験者の知識や経験を各員で共有し、 艇を運用することでうまく風を使い、無事に帆走して大学校に帰ってくることができました。
 この帆走巡航でさらに高まった同期の団結力を、これから始まるこじまの乗船実習でも生かしてがんばっていきたいと思います。


                          本科第3学年第Ⅰ群 吉岡 秀平

 今回の帆走巡航は2泊3日で倉橋島を一周しました。
 私たちの班は夏季休暇中に行われる有志巡航の経験者やカッター部が多く、スムーズに作業をすることができました。
 また、全員が連携して艇を進めることができました。
 このことは、私に同期の重要性を教えてくれました。
 これからの乗船実習においても全員がしっかりと連携し、訓練等に臨んでいきたいと思います。


本科第3学年の端艇帆走巡航の様子 その1

写真をクリックすると大きな画像を見ることができます。

   
   
   
   
   
   
   



                          本科第3学年第Ⅱ群 淺田 陽次郎

 今回の帆走巡航は、その名のとおり、帆によって風の力をうけて船を進めます。
 単にオールを漕いで進めるのと違って、うまく帆走することができれば、艇は漕ぐよりも楽に、速く進むことができます。
 この帆走により、帆をどの角度にすれば効率よく進むのか、どのように風を読むのかといった知識を得ることができました。
 さらには、多くの船舶が行きかう狭水道を通ることにより、海上での船舶の交通方法を実際に体で学ぶことができました。
 帆走巡航が終わってみると、今回の経験は乗船実習の先駆けとして、非常に有意義な訓練であると実感しました。
 これからの乗船実習ではさらに多くのことを学んでいきたいです。


                          本科第3学年第Ⅰ群 掛田 絵梨

 帆走により船を進めるというのは私自身にとっても、また、多くの同期にとっても初めての経験でした。
 風向きは思っていたよりも気まぐれで、セイルに風を当てさせるのはとても大変でしたがヨット部やカッター部の知識や技能を事前に全員が共有して活用し、 さらに全艇員のアイディアを総動員させて、巡航を行うことにより、有意義な3日間とすることが出来ました。


                          本科第3学年第Ⅰ群 尾崎 宏介

 私は艇指揮という立場で今回の帆走巡航に臨みました。
 私の班には有志巡航の経験がある者が2名しかいないため、ほぼ全員が帆走の作業をしたことがなく、また、カッター部も他班に比べて少なかったため、 最初は不安な気持ちでいっぱいでした。
 しかし、他班以上に作業の内容を確認し合い、暑い中文句も言わずに全員が帆走したり漕いだりしました。
 今回の巡航で得た「協調性」と「気合」で今後の訓練等も乗り切っていきたいと思います。



本科第3学年の端艇帆走巡航の様子 その2

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